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主力温存のアーセナル、10代選手の活躍で首位通過が決定

ゲキサカ / 2018年11月30日 6時46分

エミール・スミス・ロウが先制点

[11.29 ELグループリーグ第5節 ボルスクラ・ポルタバ0-3アーセナル]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第5節を欧州各地で行った。E組のアーセナル(イングランド)は敵地でボルスクラ・ポルタバ(ウクライナ)と対戦し、3-0で勝利。首位通過を決めた。

 すでに決勝トーナメント進出が決まっているアーセナルは、12月2日にトッテナム戦を控えているため、主力を温存。25日のボーンマス戦からDFロブ・ホールディングを除く10人を変更し、MFジョセフ・ウィロック(19)やFWエミール・スミス・ロウ(18)、FWエドワード・エンケティア(19)といった若手を多く起用した。

 試合は前半10分にアーセナルが先制。MFアーロン・ラムジーとのワンツーでPA内に進入したエンケティアはシュートを打てなかったが、こぼれ球をスミス・ロウが右足で流し込み、1-0とした。さらに26分、ラムジーがPA内で倒されてPKを獲得。これをラムジー自らが決めて、2-0とリードを広げた。

 アーセナルは前半41分、自陣でMFモハメド・エルネニーがインターセプトすると、素早く前線に送る。これを受けたウィロックがドリブルで駆け上がり、PA手前から右足でゴール右に流し込み、3-0。後半は得点こそなかったが、GKペトル・チェフを中心に無失点で逃げ切り、完封勝利をおさめた。

 これで勝ち点13としたアーセナル。2位のスポルティング・リスボン(ポルトガル)も勝ち点10に伸ばし、最終節で並ばれる可能性もあるが、当該チーム同士の勝ち点でアーセナルが上回っているため、グループリーグ首位突破が決まった。
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