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浦和、リーグ最終戦白星締め…FW李2発&MF柴戸プロ初弾で5位フィニッシュ

ゲキサカ / 2018年12月1日 21時10分

2得点を奪った浦和レッズFW李忠成

[12.1 J1第34節 浦和3-2FC東京 埼玉]

 J1は1日に第34節を開催し、埼玉スタジアム2002では勝ち点48で6位の浦和レッズと同50で5位のFC東京が対戦。前半9分にFW李忠成のゴールで浦和が先制するが、後半開始直後にFWディエゴ・オリヴェイラが決めてFC東京に同点に追い付く。しかし同3分にMF柴戸海、同23分に李が得点を奪った浦和が、FC東京の反撃を1点に抑えて3-2の勝利を収めた。

 ホームの浦和は11月24日の第33節湘南戦(●1-2)から先発7人を入れ替え、FW李忠成、FWアンドリュー・ナバウト、MF荻原拓也、MF柏木陽介、MF青木拓矢、MF柴戸海、DF槙野智章らを先発起用。一方、アウェーのFC東京は第33節川崎F戦(●0-2)から先発1人を入れ替え、FW永井謙佑らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半10分に試合を動かしたのはホームの浦和だった。柏木が蹴り出したCKに反応した李が放ったヘディングシュートがネットを揺らし、スコアを1-0とした。李の得点は9月1日の第25節C大阪戦(●1-2)以来、9試合ぶり。今季2ゴール目となった。

 前半19分にはFC東京が決定機を創出するが、MF東慶悟とのパス交換からゴール前でフリーになったD・オリヴェイラはシュートをジャストミートさせることができず。同22分には、浦和に追加点のチャンス。高い位置でプレッシャーをかけた李が相手のパスミスを誘い、こぼれ球を拾ったナバウトがPA外から強烈な右足シュートを枠内に飛ばしたものの、GK林彰洋に弾き出されてしまった。

 前半29分に中央から左に展開されたボールから、PA内にフリーで走り込んだ東のシュートが好反応を見せたGK西川周作に阻まれるなど、1-0と浦和がリードしたまま前半を折り返す。

 後半開始早々の1分、PA左から切れ込んだ東のラストパスをD・オリヴェイラが右足シュートでネットを揺らし、FC東京が試合を振り出しに戻す。しかし同3分、素早いリスタートから柏木が送ったクロスに飛び込んだ柴戸が、プロ初ゴールとなる得点をダイビングヘッドで突き刺して浦和がすぐさまリードに成功した。

 後半33分には西川のゴールキックの流れから、粘ったナバウトが中央に折り返すと、走り込んだ李が巧みな左足シュートで自身2点目を記録。同42分にDF室屋成のクロスからFW前田遼一がヘディングでネットを揺らし、FC東京が1点差に詰め寄るが、同44分に今季限りでの現役引退が発表されているMF平川忠亮をピッチへと送り込んだ浦和が逃げ切って3-2の勝利。勝ち点3を獲得した浦和が5位、敗れたFC東京は6位で今季リーグ戦を終えることになった。

(取材・文 折戸岳彦)★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
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