背中を押した“12番目の戦士”の言葉…浦和DF槙野「それは僕たちに届いていた」
ゲキサカ / 2018年12月6日 2時30分
[12.5 天皇杯準決勝 浦和1-0鹿島 カシマ]
ファン・サポーターの後押しが間違いなく力になった。鹿島アントラーズから1-0の完封勝利を収めて天皇杯決勝進出を決めた浦和レッズDF槙野智章は、“12番目の戦士”たちに感謝を示した。
序盤は鹿島にリズムを作られながらもゴールを許さずに試合を進めると、前半27分にMF柏木陽介のCKをDFマウリシオがヘディングで叩き込んで先制に成功。その後は追加点を奪えずに苦しい時間が続いたものの、最後まで集中力は切れずに1-0のまま逃げ切って決勝進出を決めた。
「この(カシマ)スタジアムではこれまで、なかなかいい結果を出せていなかったし、ここ最近の鹿島アントラーズとの対決の中でも、ポジティブな結果を出せていなかった。この大会に賭ける思いと昨日のファン・サポーターの皆さんの気持ちを受けて、今日はしっかりゲームに入れた」
試合前日の公開練習には多くのファン・サポーターが詰めかけて後押しを受けた。「昨日もたくさんの方々が平日にも関わらずに朝早くから来て下さって後押しをしてくれた」。そして、ファン・サポーターからの、ある言葉がしっかりと届いていたことを槙野が明かす。
「あるファンの方から『帰って来いよ』『埼玉スタジアムで待っている』という声が送られ、それは僕たちに届いていた。とにかく勝って、決勝戦で埼玉スタジアムのピッチに立ち、たくさんの後押しを受けながら試合ができればということを考えていた」
ファン・サポーターの後押しを受けたチームは、その期待に応えるようにしっかりと決勝の舞台へとたどり着いた。「今年のメンバーと戦うのもラスト1試合なので皆で笑って終わりたい」と意気込みを示すと、頂点に立てば来季のACL出場権を獲得できることもあり「来季アジアの舞台に帰れるように、最高の準備をして最高の結果を出せるように頑張りたい」と頂点だけを見据えた。
(取材・文 折戸岳彦)●第98回天皇杯特設ページ
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