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若手大勢起用のバルセロナ、3部クラブに4ゴールで5回戦進出

ゲキサカ / 2018年12月6日 11時37分

ヘディングシュートを決めたバルセロナFWマウコム

[12.5 コパ・デル・レイ4回戦第2戦 バルセロナ4-1レオネサ]

 コパ・デル・レイは5日、4回戦第2戦を各地で行い、バルセロナはホームにクルトゥラル・レオネサ(3部)を迎えた。普段は出場機会のない若手が大勢先発に並んだが、MFデニス・スアレスの2ゴールなどで4-1の勝利。2戦合計スコア5-1で5回戦進出を決めた。

 敵地での第1戦では1-0の辛勝だったバルセロナだが、ホームゲームでは大幅にメンバーを変更。リーグ戦出場ゼロのGKヤスパー・シレッセン、MFデニス・スアレスに加えて、普段はバルセロナBで活動するDFチュミ、DFフアン・ミランダ・ゴンサレス、MFオリオル・ブスケツが先発に並んだ。

 バルセロナの選手たちはこの一戦で喪章を着用し、3日に87歳で亡くなったジョゼップ・ルイス・ヌニェス会長に祈りを捧げた。また、連帯の日の企画として、シーズンシート会員のチケットが障がい児、孤児、移民や少数民族などの社会集団に譲られ、普段とは顔ぶれが異なる76398人がスタンドを埋め尽くした。

 序盤はなかなか試合が動かなかったが、前半16分、バルセロナがついに目覚めた。MFイバン・ラキティッチが中盤で前を向き、D・スアレスとのワンツーで前へ。そのままPA内に縦パスをつけると、FWムニル・エル・ハダディが振り向きざまに右足シュートを放ち、ゴール右隅に突き刺した。

 なおも止まらないバルセロナは前半26分、左サイドから切れ込んだD・スアレスのカットインシュートが右ポスト脇に吸い込まれ、追加点を獲得。さらに同43分、右サイドに流れたボールをC・アレニャが折り返し、ラキティッチがクロスを送ると、FWマウコムがハイジャンプからヘディングシュートを叩き込んだ。

 レオネサは後半10分、FWホセ・オルティスの強烈なミドルシュートはシレッセンに阻まれたが、こぼれ球に詰めたDFホセ・マヌエル・アロンソが再びシュート。これもシレッセンが好セーブを見せるも、跳ね返りをFWジョゼップ・セネが押し込み、待望の1点を奪った。

 バルセロナは後半11分、O・ブスケツに代わってバルセロナB所属のMFリキ・プッチを投入。すると同25分、R・プッチのループパスにD・スアレスが反応し、ループシュートで4点目を叩き出した。同43分、マウコムが負傷退場するアクシデントもあったが、試合はそのままタイムアップを迎え、バルセロナが5回戦進出を決めた。
●コパ・デル・レイ2018-19特集

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