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「3歳からカンプ・ノウに来ていた」カンテラ育ちの19歳が鮮烈アシストデビュー

ゲキサカ / 2018年12月6日 12時8分

愛するバルセロナでトップチームデビューを飾ったMFリキ・プッチ

[12.5 コパ・デル・レイ4回戦第2戦 バルセロナ4-1レオネサ]

 カンテラ育ちの小さなテクニシャンが大きな一歩を踏み出した。普段はバルセロナのBチームでプレーするMFリキ・プッチは5日、コパ・デル・レイ4回戦第2戦でトップチームデビュー。後半25分には、技巧的な浮き球パスで初アシストも記録した。

 1999年生まれのリキ・プッチはカタルーニャ出身。地元メディア『アス』によれば、「3歳の頃からここ(カンプ・ノウ)に来ていた」と語っており、幼少期からバルセロナのファンだったようだ。そんな19歳は2013年から育成組織でプレーし、高い技術で頭角を現してきた。

 5日のクルトゥラル・レオネサ戦(◯4-1)はベンチスタート。だが、3-1で迎えた後半11分に出番が訪れた。「エルネスト(バルベルデ監督)が35分間のチャンスをくれて、僕はそれをいつも夢見てきた」。169cmのアタッカーはピッチに立っただけでなく、結果で実力を証明してみせた。

 後半25分、ゴール正面で前を向いたR・プッチは寄せてくる相手に対して浮き玉のパスを選択。絶妙な強さで送られたボールは見事に通り、MFデニス・スアレスの2点目をアシストした。「夢のようなデビューだった。勝利に貢献できて幸せだよ。出せるものを全て出したし、そうすれば時々ご褒美が訪れるんだ」。

 試合後の取材に対して「もし今夜眠ることができなくても、この夢と同化してしまうだろうね」と興奮気味に語った19歳。エルネスト・バルベルデ監督は「たくさんの試合のうちの1試合になることを望むよ」と期待を寄せており、今後の活躍にも注目が集まりそうだ。
●コパ・デル・レイ2018-19特集

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