1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

劇的な幕切れから1週間…あす磐田vs東京V、運命のPOへ。入れ替え戦データで有利なのは?

ゲキサカ / 2018年12月7日 21時43分

運命のJ1参入プレーオフ決定戦へ

 J1参入プレーオフ決定戦は8日、ヤマハスタジアムで開催され、J1・16位のジュビロ磐田とJ2・6位の東京ヴェルディが対戦する。

 磐田と東京Vはそれぞれ劇的な幕切れとなった激戦から一週間が経ち、J1参入プレーオフ決定戦で激突する。前売り入場券は即時完売し、チケットを巡って各クラブがサポーターに異例の声明を発表。磐田が転売チケットの購入を控えるよう呼びかければ、チケットが入手できなかった東京Vサポーターにもスタジアム周辺からの応援自粛を呼びかけた。

 磐田は1日の最終節で川崎Fに引き分け以上で残留を確定できたが、1-1で後半アディショナルタイムに突入すると、残り30秒というところでオウンゴールから決勝点を献上。勝ち点「41」で5チームが並ぶと、得失点差「-13」の磐田に勝ち目はなく、13位から一気に16位に転落。「残酷な結果を受け止めるのに精一杯」と話したのは名波浩監督。ショックを伴う敗戦でプレーオフに回った。

 J1とJ2のチームの入れ替え戦が行われるのは2008年以来、10年ぶりとなるが、磐田は同年も16位でシーズンを終え、入れ替え戦に回った。J2・3位仙台とのホーム&アウェー2試合で当時19歳だったMF松浦拓弥が3得点の活躍でJ1残留。今年のレギュレーションにより、磐田はホーム開催に加え、90分間で引き分けの場合は残留が決まるというアドバンテージがある。

 一方、下位チームの不利を跳ね返し、しぶとく勝ち上がってきた東京Vは勢いに乗っている。J1参入プレーオフ2試合はいずれも終盤にセットプレーから決勝ゴール。1回戦は1人少ない状態で5位大宮を1-0で下すと、2日に行われた2回戦も4位横浜FCに1-0で勝利。引き分けでは敗退となったが、後半アディショナルタイム6分、GK上福元直人のヘディングシュートからFWドウグラス・ヴィエイラが土壇場で決勝点を挙げ、決定戦に駒を進めた。

 2012年から17年まで行われた「J1昇格プレーオフ」はJ2の6位チームが2度、4位が2度、3位が2度昇格を決めており、下位チームが有利とも言われている(2012年は6位大分、13年は4位徳島、14年は6位山形、15年は3位福岡、16年は4位C大阪、17年は3位名古屋)。また、2004年から08年まで行われたJ1・J2入れ替え戦のデータを見ても、J1vsJ2は過去5度の対戦でJ2チームが3勝2敗で勝ち越している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください