[MOM592]法政大MF大西遼太郎(3年)_「意外なヒーロー」が2得点! 前回決勝は無念の退場、悔しさ忘れぬ“潰し役”
ゲキサカ / 2018年12月17日 20時36分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ supported by KIRIN]
[12.17 インカレ準々決勝 関西学院大1-3法政大 浦安]
昨年のインカレ決勝では無念のレッドカード。リベンジに燃える“つぶし役”が成長の跡を見せつけた。法政大MF大西遼太郎(磐田U-18=3年)は準々決勝の関西学院大戦、同点で迎えた後半に2ゴールを挙げ、2年連続でのベスト4入りに大きく貢献。ディフェンスに持ち味を誇る選手ではあるが、この1年間で培ってきた攻撃センスが炸裂した。
昨年12月24日、法政大は流通経済大とのインカレ決勝で1-5の大敗を喫した。2年生ながら主力の座をつかんでいた大西は、後半25分に2枚目の警告を受けて退場。「チームはそこから崩れてしまった。この大会と言えば真っ先にその思い出が蘇るし、その場面は今でも覚えている」。時間が経ったとはいえ、悔しさが薄れることはない。
だからこそ、今大会には「同じように決勝まで行って、今度は優勝するしかない」という力強い決意で臨んでいる。サブ組を織り交ぜて臨んだ初戦の新潟医療福祉大戦はベンチスタートだったが、ハーフタイム明けからの出場で決勝点をアシスト。良いイメージを残したまま、チームにとって2試合目の準々決勝で今大会初先発を果たした。
自身のビジョンを「まずは守備が特長なので、そこで違いを見せて『アイツめちゃくちゃ奪うな』って思われるような選手になること」と語るように、中盤センターを務める選手の中では守備に重きを置くタイプ。だが、攻撃時にはダブルボランチが前後の関係になっており、前目のポジションを担う大西は前線との絡みも積極的にこなす。
「攻撃はずっと課題だったけど、この1年間で前との関わり方は良くなってきていると思う。あまり意識はしていないけど、昨年は守備の役割がはっきりしていたのが、今年は前で関わる回数が増えてきた」と成長も自覚。この日の前半は相手のボールポゼッションに身体を寄せるなど、見慣れた持ち味を発揮する機会が多かったが、ハーフタイムが明けると成長した攻撃性が花開いた。
まずは後半24分、中盤で前を向いた大西は縦への浮き球を預けると、前方へとランニング。ポスト役のFW松澤彰(3年=浦和ユース)からリターンを受け、PA左に走り込んだ。「ドリブルというより、球際で勝ったという感じ」。得意の球際で相手のプレスを押し切り、そのまま抜き去ると、GKの意表を突くループシュートでふわりと決めた。
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