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12日インカレ開幕!! 中野JUFA技術委員長は“明大ブロック”の激戦を予想

ゲキサカ / 2018年12月11日 19時35分

(左から)MF三笘薫、MF相馬勇紀、DF岩武克弥、FW上田綺世が出席

 第67回全日本大学サッカー選手権(インカレ)の前日記者会見が11日にJFAハウスで行われた。24の出場校で争われる大会は12日に開幕し、決勝戦は22日に浦和駒場スタジアムで行われる。

 会見に出席した日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長は「(インカレの)歴史と伝統というのは、現在もまだ息づいている。森保ジャパンにおいても大学出身選手たちの活躍は本当に顕著に出ている」と大学サッカーの重要性を説き、「選手たちには母校、地元、日本中の人たちを感動させられるプレーをしていただきたい。成功を祈っています」とエールを送った。

 全日本大学サッカー連盟(JUFA)の技術委員長を務める流通経済大の中野雄二監督は大会の見どころについて言及。「関東の大学に対して他地域の大学がどこまで対抗できるか」と語り、特に総理大臣杯を制した明治大のブロックが「非常に読めない」と口にする。「曲者揃いというか、一筋縄でいかないチームが揃った」と大阪体育大、福岡大などについて触れている。

 大体大は関西リーグの前期から快進撃を続け、5年ぶりのリーグ制覇を達成。大臣杯でも決勝戦で明大に敗れたものの、今季の勢いを見せつけた。その夏のファイナリスト同士が勝ち進めば、準々決勝で再び相まみえることになる。また中野監督は同ブロックの福岡大にも注目。「関東・関西以外で力を持っている大学の一番手。福岡大が1回戦を勝利すると、明大の初戦は福岡大になる。明大は厳しい試合の連続になるのでは」と“明大ブロック”の激戦を予想した。

 また、中野監督は大学サッカーの選手たちを「どの試合を観ても“金の卵”というか、面白い人材がたくさんいる」と表現する。GKシュミット・ダニエル(中央大)、FW伊東純也(神奈川大)、DF佐々木翔(神奈川大)、MF守田英正(流通経済大)といった大学出身の日本代表メンバーを引き合いに出し、「大学は遠回りではない。遅咲きかもしれないけど、大学で選手が成長する部分が日本独特の文化としてある」と大学生選手を激励している。

 インカレ出場校の選手代表として、早稲田大MF相馬勇紀(名古屋加入内定)、筑波大のU-21日本代表MF三笘薫(2020シーズンの川崎F加入内定)、法政大のU-21日本代表FW上田綺世、明大DF岩武克弥(浦和加入内定)が登壇。4人全員が揃って「優勝」を目標に掲げ、明日から始まる日本一決定戦に向けて意気込みを語った。

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