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「自分が」からの変化。流経大柏の鹿島内定CB関川郁万「このチームが勝てればいい」

ゲキサカ / 2018年12月12日 20時10分

流通経済大柏高の鹿島内定CB関川郁万は選手権日本一を誓う

 千葉の名門、流通経済大柏高は激戦区の千葉県予選を勝ち抜き、第97回全国高校サッカー選手権出場を決めた。昨年度のインターハイ優勝、選手権準優勝メンバーで鹿島内定のCB関川郁万(3年)に全国大会への意気込みを聞いた。

●DF関川郁万
―夏は全国に出られず、選手権は絶対に出なければいけないというプレッシャーは無かった?
「プレッシャーもありましたけれども、逆に夏行けていない分、チャレンジャーというか、負けてもいいくらいの覚悟でした。去年だったら夏のチャンピオンだったし、『負けたらいけない』というプレッシャーがあったんですけれども、今年はなかったし、個人的にも感じなかったので、その分やりやすいというのはありました」

―予選ではいいプレーができた?
「ヘディングとかは勝てましたし、1失点してしまいましたけれども、DFラインも、GKもボランチも決して悪くはなかったと思いますね。(個人的に)得点決めれていないので、まだまだですけれども」

―選手権は自分にとってどういう大会?
「去年は2年生だったので自分を売り込む大会だったんですけれども、今年は自分、自分とかを考える学年ではないので。このチームが勝てればいいと思いますし、そのためにフォア・ザ・チームで頑張っていけたらと思っていますね」

―選手権までの期間をどう過ごすか。
「去年はプリンスも、プレミア参入戦もあってという中での選手権だったんですけれども、今年は9日にプレミアが終わって1か月くらい期間が空く中での選手権。去年は気を抜ける瞬間が全く無かったんですけれども、今年は1か月ある。少し気を抜いたら2回戦でくじかれてもおかしくないので、1か月をチームとしても、個人としても、どう見直すかとかは重要になってくると思います」

―(経験を重ねて)精神的にも成長できている。
「予選の1試合目でイエローもらったんですけれども、その後は厳しさのある中でどれだけ余裕を持てるかというのは残り3試合で試されていた。そういうところでイエローカードをもらうこともなくて、ファウルをもらうことも少なくて、(準決勝)習志野戦の延長戦とかも失点する気がしないというか、そのメンタリティー、無失点に対するこだわりとかはチームとしても去年に近づけているのかなと思います。勝ちに対するこだわり、無失点に対するこだわりが強くなっているのかなと思います」

―今回はどのような終わり方をしたい?
「1年目から試合に出させてもらって、プレミア降格とインハイ準優勝。2年の時は選手権準優勝でインハイ優勝、プレミア昇格して、今年はインハイ出れなくてと、一番高校年代で経験している選手だし、エノさん(榎本コーチ)にもそう言われている。あとは、プレミアの優勝はなくなってしまいましたけれども、選手権優勝だけなので、去年の(主将の宮本)優太くんの代の借りも返したいですし、そのために残り1か月をどう過ごすか。『日本一になるためには日本一の努力』と言われていますし、今だったら声出ない選手をどう出させるか、自分とかクマ(熊澤和希)は試されていると思うので、プレーも人間性も少しでも隙のないようにしたい」

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