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修正効いた静岡産業大、3大会連続の初戦突破! 15年ぶり出場の松山大は序盤優勢も…

ゲキサカ / 2018年12月12日 19時54分

 飛び道具で2点を先行した静岡産業大だが、流れの中でも強みを見せる。後半20分、自陣左サイドから原田が縦に浮き玉を配給し、そこに走り込んだ途中出場MF東山達稀(1年=静岡学園高)が中央に折り返すと、ニアで待っていた遠山がプッシュ。さらに同32分、東山の直接FKは相手に阻まれたが、こぼれ球を遠山が押し込み、背番号10の2ゴールでリードを4点に広げた。

 攻め込む機会が少なくなった松山大は、後半25分に投入したDF岡林仁(3年=高知商高)を前線で起用し、パワープレーに打って出る。だが、DF諏訪部徹(4年=川崎F U-18)を中心とした相手守備陣を崩せない。後半アディショナルタイム、静岡産業大はFW西口亮城(4年=宇治山田商高)がロングシュートでクロスバー直撃の決定機。4-0のまま試合を締め、2回戦進出を果たした。

 立ち上がりの苦戦をセットプレーで打開し、後半は見事に主導権を握り返した静岡産業大だが、成嶋監督は「積み上げてきたものが出たのは後半」と普段の戦いぶりを紹介。選手の距離感がよくなったことで多彩な攻撃を披露し、「うちは陸上もあれば、空中戦もある。どっちかに偏ったらダメだし、そういったところを体現できた」と手応えを口にする。

 これで3大会連続での初戦突破。一昨年、昨季と涙を飲んできた2回戦では大阪体育大との対戦を控える。「今日よりもっと圧力がかかるので、プレーの選択肢を考える余裕がないはず。まずは今日の後半みたいな攻撃、守備を前半からできればいいゲームになると思う」(成嶋監督)。初戦で得た課題と成功体験を胸に、関西王者に挑んでいくつもりだ。

(取材・文 竹内達也)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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