光った好守。「総力」結集の桃山学院大が鹿屋体育大撃破!
ゲキサカ / 2018年12月12日 21時7分
相手の動きを見極めながら試合を進める桃山学院大は、その後もプレスバックや個々のハードワークなど守備意識の高い戦いを継続。鹿屋体育大は終盤、クロスからCB斉藤海(4年=横浜FMユース)やMF仙波柊人(3年=鹿児島実高)が決定的なシュートを放ったが、桃山学院大GK松山健太(2年=九州国際大付高)のファインセーブにあうなど追撃することができない。
逆にカウンターから決定機を作り出していた桃山学院が押し切って2-0で快勝。夏の完敗後、関西1部リーグ後期11試合で7勝2分2敗、勝ち点23をもぎ取ってきた自信と勢いがチームにはあった。「まとまってきて、段々良くなってきた」(松本監督)という桃山学院。3年ぶりのインカレでまずは1つ白星を勝ち取った。
ゲーム主将の徳永は「総理大臣杯は前半にセットプレーとか自分たちの悪いところが出てしまったので、今までやってきた前からプレッシャーをかけるというところ、全体で守備の意識を高めるというところが上手くハマったかなと思います。全員が意思をもって連動して守備できていた」と勝因を分析。そして夏に完敗を喫している専修大と同じ関東勢、駒澤大と戦う2回戦へ向けて「今年の自分たちのテーマが『総力』。全員の力じゃないと勝てない。一つになってこそ桃山の良さが出ると思うので、全員で前に出る勢いや、守備の勢いもそうですけれども、全員で一つになってやれればきょうみたいにできると思う」と力を込めた。2回戦でも、全員の力を結集して関東勢を乗り越える。
(取材・文 吉田太郎)
●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集
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