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7年前はJ1大宮にジャイキリ達成…「我らがホーム」に奮い立った福岡大、明治大との好カード決戦へ

ゲキサカ / 2018年12月12日 22時4分

 福岡大守備陣もなかなか崩れなかったが、後半30分、浮き球に反応したGK真木晃平(2年=大分U-18)がFW半田航也(2年=秋田U-18)と交錯。キャッチし損ねたところFW秋元優(2年=湘南ユース)に詰められ、札幌大が1点を返した。しかし同34分、福岡大はMF大熊健太(3年=FC東京U-18)のクロスに途中出場MF今田源紀(2年=九州国際大付高)が頭で合わせ、すぐにリードを広げた。

「あの失点が痛かった。流れは完璧にこっちだったし、行ける流れだったけど……」と振り返ったのは札幌大のMF中島洸主将(4年=北海道大谷室蘭高)。札幌大は疲れの見えた選手を交代させ、フレッシュな布陣でゴールを狙ったが、2点のビハインドは重い。次々に選手交代を行った福岡大の流れを変えることができず、初戦での敗退が決まった。

 福岡大にとっては2年連続での初戦突破。しかし、同じ熊谷陸で迎える3日後には「決勝戦だと思っている」(乾監督)という明治大戦が控えており、「ここは通過点」と目立った喜びはない。それどころか「そのさきを考えるよりも明治戦のことを考える」と全てを注ぐ形で臨む構えだ。実際、1回戦では主力の温存を図り、交代枠5人全員を使い切った。

 明治大は総理大臣杯優勝校のため、1回戦は試合なし。コンディションに違いはあるが、「大きな疲労はないし、1試合先にできたのはアドバンテージ」(乾監督)とポジティブに捉える。ならば、縁起の良いスタジアムで勢いを持続させるだけ。悲願のインカレ初制覇を目指す名将は「一番面白いカードだと思ってもらえると思うので、堂々とぶつかっていきたい」とにこやかに意気込んだ。

(取材・文 竹内達也)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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