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塩谷が追撃弾!カイオもアシスト!3点差追いついた開催国アルアインがPK戦の末に開幕戦勝利

ゲキサカ / 2018年12月13日 3時19分

塩谷司が追撃弾

[12.12 クラブW杯1回戦 アルアイン3-3(PK4-3)チーム・ウェリントン]

 12日、クラブワールドカップ2018がUAEで開幕した。開催国代表アルアイン(UAE)とオセアニア代表チーム・ウェリントン(ニュージーランド)の開幕戦は3-3のままPK戦に突入し、アルアインがPK4-3で勝利。15日の準々決勝でアフリカ代表エスペランス(チュニジア)と戦う。

 初出場チーム同士の開幕戦。アルアインは前半3分に元鹿島アントラーズMFカイオがファーストシュートを放つと、7分にはカイオを追い越してパスを受けた元サンフレッチェ広島DF塩谷司がPA左から左足を振り抜き、さっそく元Jリーガーコンビが魅せた。

 しかし、試合を動かしたのはウェリントンだった。前半11分、ハーフェーライン付近でボールを奪うと、敵陣中央でMFアンディ・ベバンのパスを受けたMFマリオ・バルシアが右足を一閃。目の覚めるような強烈なシュートがゴール左上に突き刺さり、大会第一号を豪快に決めた。

 入りは良かったものの、先制されたアルアインは前半15分、カイオのパスをPA右で受けたMFフセイン・エル・シャハトが相手DFを左にかわし、左足を振り抜くがクロスバーの上。決定的なシュートを大きく外してしまうと、直後に追加点を許してしまう。

 ウェリントンは前半15分、右サイドからのパスをペナルティーアーク手前で受けたベバンがシュートと見せかけて、前にスルーパス。これに反応し、フリーで受けたMFアーロン・クラファムが冷静に左足で流し込み、2-0とした。

 反撃に出るアルアインは前半28分、自陣でDFモハナド・サレムがFWハミッシュ・ワトソンからボールを奪うと、パスを受けたカイオがワンツーからPA左に進入。右足で丁寧にゴール右隅に流し込んだ。しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)により、佐藤隆治主審はボール奪取の際にワトソンの足を踏んだとして、サレムのファウルと判定。得点は認められなかった。

 アルアインは前半38分にサレムに代え、MFバンダル・アル・アフバビを投入。早々に手を打った。しかし、44分にウェリントンが追加点。左CKからMFヘンリー・キャメロンがゴール前に蹴り込むと、アルアインMFトンゴ・ドゥンビアがニアで触ったボールをMFマリオ・イリッチが右足で押し込み、3-0とリードを広げた。

 厳しい状況となったアルアインだが、日本人DFが後半に望みをつなぐ一発を決める。前半45分、ルーズボールを拾った塩谷がPA左へ進入し、右足シュート。これがゴール右隅に吸い込まれ、アルアインは1-3で前半を終えた。

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