みちのくダービーに「鳥肌」…山形内定FW坂元達裕、東洋大インカレ初得点&決勝点を演出
ゲキサカ / 2018年12月13日 12時32分
[12.12 インカレ1回戦 IPU・環太平洋大1-2東洋大 浦安]
東洋大は1966年の創部以来、初となるインカレ出場で初勝利を飾った。山形加入内定MF坂元達裕(4年=前橋育英高)が同校のインカレ初得点を挙げた。前半26分、MF松崎快(3年=大宮ユース)とのワンツーで鮮やかに中央を崩し、左足で先制のネットを揺らした。
リーグ最終節に続くゴール。内定選手として注目を浴びる中、「結果を残さないとという部分は少なからずあった」。昨年はチーム事情でFWに転向したが、今年の前期終了後は右サイドハーフに復帰。この日も高い技術を発揮して攻撃の起点となり、1-1で迎えた後半43分には相手を引きつけて左サイドにパスを通し、決勝点を演出した。
FC東京U-15むさしから進学した前橋育英高では、14年度の全国高校選手権で準優勝に貢献した。大学で成長した部分は「落ち着いてプレーすること」。体幹トレーニングに力を入れ、体の大きい相手を背負ってもバランスを保つプレーを鍛えた。「育英の時も意識はしていたけど、東洋に入ってからは特に体が強い強い選手とどうプレーするかを意識した」。今年は東洋大の躍進を支え、自身も来季山形加入が内定した。
5日の天皇杯準決勝は、仙台vs山形の“みちのくダービー”が大会史上初めて実現。ユアスタ開催の平日ナイトゲームに1万6604人のサポーターがスタンドを埋め尽くした。「鳥肌が立ちますね、あの雰囲気の中でプレーできると思ったら」。山形で求められる位置は左ウイングバック。「やったことがない」という新境地を切り開き、持ち味の攻撃力を発揮するイメージを膨らませている。
プロ入りを前に東洋大をインカレに歴史的勝利をもたらした坂元は、15日の2回戦関西学院大(関西2)を見据え、「チャレンジャー精神で向かっていくだけですね」と気合十分。今季リーグ戦はチーム最多の8得点。自身の得点がチームの勝利に直結するだけに、「ゴールに絡んで勝っていきたい」と貪欲に新たな歴史を刻んでいく。
(取材・文 佐藤亜希子)
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