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大ピンチで団結力強めた尚志、JFAアカデミー福島に「経験がないような勝利」で2回戦へ

ゲキサカ / 2018年12月15日 18時6分

 延長戦突入後、染野はいったんピッチに戻ったが、すぐにプレー続行不能と判明して退くことに。交代枠は使い切っていたため、尚志は9人で延長戦を戦うことになった。「9人でやった経験はまったくなかった」(MF大川健、3年)という状態だったが、中で人数不足に陥らないように、外へ出される形はある程度あきらめる守備を徹底。もともと逃げ切り策として「とにかく走れる選手」(仲村監督)であるFW河村匠(3年)をピッチに入れていたこともあり、運動量と集中力で人数不足をカバーしながら、JFAアカデミー福島に対抗した。

「逆に一体感が出た」と仲村監督が振り返ったように、大ピンチで団結力を強めた尚志イレブンは結局、最後まで決壊せず。年代別日本代表経験者をズラリとそろえた相手に対し、11対9の数的不利ながらも最後まで耐え抜き、PK戦へと持ち込んだ。このPK戦では交代出場のGK鈴木康洋(2年)が1本をセーブするなど奮闘。PK4-3で尚志が2回戦へと駒を進めることとなった。

「魂ですね。魂を見せてくれました」。そう言って破顔した仲村監督は「ちょっと経験がないような勝利でした。本当によく戦ってくれました」と、大ピンチを乗り切った選手たちへ賛辞を惜しまなかった。

(取材・文 川端暁彦)●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2018

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