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後半投入の相馬&岡田が好連係からPK獲得! 早大が北海道教育大学岩見沢校を破り、準々決勝へ

ゲキサカ / 2018年12月15日 20時30分

 拮抗した試合展開の中、早大は前半40分に田部井が左肩を負傷。一時ピッチを離れるアクシデントも直後にはピッチへと戻った。前半はそのまま0-0で終了し、ハーフタイムには両大学の控え選手がウォーミングアップを開始する。その中で早大の相馬と岡田は一足先に控室へと姿を消していき、ユニフォーム姿で再登場。後半開始とともに2人は投入され、ルーキー田部井と杉田の出番は前半で終わった。

 すると、早大の躍進を支えた2人が後半開始早々に真価を示す。後半5分、中盤の岡田の縦パスに相手守備陣は反応できずそのまま裏に流れていくと、左サイドの相馬が瞬時に反応。猛然と駆け上がりボールを収めながらPA左に入り込むと、フェイントから相手のファウルを誘発してPKを獲得する。キッカーは関東大学1部リーグ得点王に輝いた岡田。冷静にゴールを決め、早大が先制に成功した。

 北海道教育大学岩見沢校も終盤に最大のチャンスを創出する。後半35分、中本がPA右にパスを出し、走り込んだ下田がゴール至近距離からシュートを放つもクロスバーを直撃。PA左にこぼれたボールをDF見原一歩(4年=習志野高)が再び至近距離から打つが、力んでしまい大きくゴール上へはずれた。

 追加点は奪えなかったものの、早大が逃げ切って1-0で試合終了。善戦した北海道教育大学岩見沢校だが、PKでの1失点に泣くことになった。

 関東王者との戦いはPKでの1失点。接戦となった内容に、北海道教育大学岩見沢校の越山賢一監督は「結果的に残念だった。選手のポテンシャルでもうひとつ上に行けるかと思っていたが、それが叶わなかったのが残念」と唇を噛む。「相馬のワンドリブルで決まってしまった。うちは複数失点はしないし、5分5分の展開で良いゲームをしていたと思う。下田のシュートが入っていれば…」と天を仰いだ。

 一方、外池監督は「ゴールに対する姿勢で前半は怖さを出せなかった。だから相馬と岡田の投入が必然の交代になった」とハーフタイムの交代を説明する。しかし、前半の内容にネガティブな印象は持っておらず、不発に終わったルーキーと意地を見せた4年生の様子に「これも後々の良い流れになってくる」と手応えを掴んでいた。

 準々決勝に駒を進めた早大は、直後の試合で勝利した順天堂大に挑む。外池監督は「ここから準々決勝以降は力のある相手しかいない」と気持ちを切り替えており、「決勝の6日間、今年の活動を続けていきたい。今日の試合を通じてある程度方向性は見えたので、次の試合を良い状態で迎えられるように。それしか考えていません」と優勝までの道のりを見据えていた。

(取材・文 石川祐介)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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