長いトンネル抜けた…駒澤大FW安藤翼が1年半ぶり弾「悔しい気持ち大きかった」
ゲキサカ / 2018年12月16日 8時10分
[12.15 インカレ2回戦 桃山学院大1-4駒澤大 柏の葉]
最終学年となった万能アタッカーが最後の大舞台で長いトンネルを抜けた。駒澤大MF安藤翼(4年=長崎総合科学大附高)はインカレ初戦の前半30分、MF中原輝(4年=ルーテル学院高)の折り返しを右足で流し込んで先制点をマーク。公式戦でゴールを決めるのは2017年6月の関東大学リーグ以来、1年半ぶりのことだった。
「ここまで点が取れない、試合に出られない日々が続いていたので、先制点でチームが勢いづいたし、まずは1点取れて良かった」。今季のリーグ戦出場はわずか10試合。ベンチ入りのメンバーを外れることも少なくなく、夏の総理大臣杯では出場機会を得られず、「悔しい気持ちは大きかった」と素直に振り返る。
入学当初から課題となっていたのは「守備の部分」だ。小嶺忠敏監督の下で過ごした長崎総合科学大附高時代はチームの攻撃を一手に担い、前線でタメを作ることが守備面での貢献につながる役割だったが、駒澤大のスタイルでは前線のハードワークが不可欠。秋田浩一監督の信頼を得ることがなかなかできていなかった。
「まだ怒られるけど、自分の中で解釈してどうやったら良くなるかを考えてきた」。ようやく生きる道を見いだしつつある22歳は献身性を身につけた上で、「自分は攻撃でしか輝けない。監督から求められているのはボールをおさめて、ゴール前でしかけるところ。それをもっと増やしていく」と意気込み、最後の大舞台に臨んだ。
そんな苦労を知るチームメートは安藤の得点後、吹っ切れたような表情で手荒い祝福。安藤自身も「そろそろ決めろよって言われていたので」とはにかんだ。準々決勝の相手は前々回王者の筑波大。「筑波は本当にうまいけど、自分がボールを収めて、サイドに散らしてやっていけば負ける相手はない。チーム一丸となって戦いたい」と決意を述べた。
(取材・文 竹内達也)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集
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