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指揮官脱帽の失点も…冷静に戦った大宮ユース、東海大仰星から3点奪って1年でプレミア復帰へ

ゲキサカ / 2018年12月17日 10時25分

 まずは後半24分、MF瀬良俊太(2年)の左サイドからのFKにエース吉永が頭で合わせる。エースの一発で一気に大宮ユースが勢いづくと、続く27分には早くも逆転ゴール。クリアボールを繋いでのカウンターの流れから、最後は交代出場のMF林勇太朗(2年)が鮮やかなフィニッシュを沈め、2-1と逆転に成功する。「今まではチャンスは作るけれど、ああいうシーンで外してきた選手。よく決めてくれた」と信じて起用した丹野監督は、その成長に目を細めた。

 そしてそのさらに5分後に、トドメのゴールが生まれる。決めたのはやはりエースの吉永。後半32分、交代出場のMF高柳郁弥(3年)からの鋭いクロスにストライカーらしく抜け目なく合わせ、3-1。この1点は重かった。

 東海大仰星も諦めずに反撃を見せたが、ベンチに入れなかった控え選手たちの必死の応援を受ける大宮ユースも一体感のある守りを見せて崩れない。PKを取られるピンチもあったが、読みが冴えまくるGK久保賢也(2年)が1回戦に続くビッグセーブ。そのまま3-1のスコアを保ってタイムアップを迎え、1年でのプレミア復帰を決めた。

「今日は本当にベンチ外になって悔しいはずなのに、あれだけの応援をしてくれた選手たちのおかげです。本当に素晴らしかった」

 チーム一丸の勝利を喜んだそう言って喜んだ大宮ユース指揮官は、「これでようやく安心して寝られます」ともコメント。プレミア復帰を最大の目標として掲げて就任1年目のシーズンに臨んでいた重いプレッシャーから解放された安堵の笑顔を浮かべ、最後まで付いてきてくれた選手たちへの賛辞と感謝の言葉を惜しまなかった。

(取材・文 川端暁彦)●2018高円宮杯プレミアリーグ特集
●【特設】高校選手権2018

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