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坂本和雅が2発!!自信みなぎる駒澤大、同点被弾直後の勝ち越し弾で筑波大破り9年ぶり4強

ゲキサカ / 2018年12月18日 1時30分

駒澤大がMF坂本和雅(14)の2発で勝利した

[12.17 インカレ準々決勝 筑波大1-2駒澤大 柏の葉]

 第67回全日本大学サッカー選手権大会の準々決勝が17日に行われ、柏の葉公園総合競技場では駒澤大(関東4)が筑波大(関東2)に2-1で競り勝ち、9年ぶりとなる4強に勝ち上がった。19日の準決勝では大阪体育大(関西1)と対戦する。

 駒澤大からは自信がみなぎっていた。筑波大は秋田浩一監督も「一番強いと思っている」と評価するほどの相手。そこに11月24日の関東リーグ最終節、場所は同じ柏の葉で1-0で勝利したことが、イレブンに今大会を戦う上での相当の自信を与えていた。

 2回戦から中1日。先発5人を入れ替えてきた筑波大に対し、駒大は全く同じメンバーで試合に臨んだ。「能力のある選手がいないので」と自虐した秋田監督だが、「疲労はありますけど、そこを頑張るところが駒大のサッカー」と自分たちのサッカーに自信があるからこその選択でもあった。

 ただ試合は序盤こそ駒澤大が圧力をかけるが、徐々にボールが持てる筑波大がチャンスを生み出していく。しかしこれも駒大の強み。フィジカル自慢の両CB、DF星キョーワァン(3年=矢板中央高)とDF伊勢渉(4年=神戸国際大附高)が中心となって相手の攻撃を跳ね返し続ける。前半終了間際には筑波大に押し込まれかけたが、何とか耐えて無失点で前半を終えた。

 そしてスタミナに自信がある駒大には、この前半の無失点が更なる勇気を与えていた。「相手の時間が長いというのもイメージ通り。前半を抑えたのが大きかった」(星)「前半0-0なら勝てる自信はあった」(伊勢)と、この時点で選手たちはすでに勝利への道筋を見出していたという。すると後半21分、ついに試合を動かす先制点が駒大に生まれる。

 MF鈴木隆作(4年=駒澤大高)とMF中原輝(4年=ルーテル学院高)の縦関係で右サイドを崩すと、ゴール前に鋭いクロスボールが入る。FW室町仁紀(4年=東京Vユース)とFW安藤翼(4年=長崎総合科大附高)がつぶれてボールはMF坂本和雅(4年=聖和学園高)まで届く。そして坂本は体ごと投げ出すようにして飛び込み、先制点を奪った。

 しかし筑波大もそう簡単には負けない。後半30分の左サイドからのCKのチャンス。MF西澤健太(4年=清水ユース)が蹴ったボールがゴール前の混戦を生むと、最後はFW犬飼翔洋(3年=中京大中京高)が押し込む。駒大のフィジカルに対抗して先発に抜擢しされた3年生FWの得点で、試合が振り出しに戻った。

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