西日本対決は関西王者に軍配! 大阪体育大が福岡大を破り、2年ぶり4強進出
ゲキサカ / 2018年12月17日 22時20分
福大は後半からMF大熊健太(3年=FC東京U-18)に代えてFW花田佳惟斗(3年=興國高)を入れ、より前線からの圧力を増していく。すると後半3分にビッグチャンスが訪れる。福大は敵陣に入り込み、PA右に流れたボールを梅田がマイナス方向に落とすと、DF青山生(4年=筑陽学園高)が渾身のシュート。しかし、力が入り過ぎたボールはゴール上に大きくはずれていった。
福大の猛攻に対して、大体大はアンカーの林尚、CBコンビの菊池と田中が堅守を構築。特に菊池は「オリャー!」という得意の掛け声とともに何度も攻撃を跳ね返す。数えた限りでは10回以上にも及ぶ掛け声にスタンドの応援団も呼応。大体大が雰囲気を盛り立てていった。
終盤に勢いをつけた福大だが得点には至らず、大体大が1-0で勝利。福大の乾真寛監督は「(2回戦の)明大戦で我々はすべてを出し切って勝利した。そのままメンバーを使ったのはちょっと厳しかった」と後悔を見せる。「ただ、交代で入ったメンバーが応えてくれたし、後半は見応えのあるサッカーだった」と選手を労いながらも、2年連続での準々決勝敗退には悔しさを覗かせた。
大体大の松尾監督は、守り切った試合内容に及第点を与える。「本来やりたい形での攻撃ではなく、相手の良さを崩すという部分に重きを置いていた。苦しい中でも失点なしで勝てたということは大きかった」と手応えも語った。
大体大の次戦は駒澤大。福大から駒大という対戦の順番は、奇しくも夏の総理大臣杯と同じ流れになる。ハードワークを得意とする駒大に対し、松尾監督は「うちの特徴は守備。良い守備からどう攻撃につなげていくか。浮足立たずに隙を見せずプレーして、しっかり勝ち切りたい」と意気込んだ。
(取材・文 石川祐介)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集
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