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駒大が3連覇達成の06年以来となるファイナルへ! 大体大は5年ぶりの決勝進出ならず

ゲキサカ / 2018年12月19日 19時37分

 その後も大体大は林大を中心とした攻撃を展開するも、得点にはつながらず。前半は1-1のまま折り返す。

 後半開始早々から大体大がチャンスを量産。林大が持ち前のキープ力と突破力で敵陣に入り込むが、チャンスを生かせない。すると駒大が後半13分に反撃。安藤がPA右から鋭い突破でファウルを誘発し、PKを獲得する。キッカー・大塲が冷静にゴールを決め、駒大が2-1の勝ち越しに成功した。

 駒大は得点後、安藤を下げてFW高橋潤哉(3年=山形ユース)を投入。大体大も後半16分にMF浅野雄也(4年=四日市四郷高/水戸内定)に代えてMF末吉塁(4年=初芝橋本高/山形内定)を出場させる。

 追う大体大はさらに後半30分にアンカー・林尚を下げて、MF西田恵(3年=関大北陽高)を投入。中盤の枚数を減らして攻撃に厚みを加えていく。一方で守備陣も奮闘し、DF菊池流帆(4年=青森山田高/山口内定)はほとんどの空中戦を制し、気合いの雄たけびとともにボールを跳ね返していった。

 追いつけない大体大は後半39分、2枚替えをして菊池をパワープレー要員として前線へ。終盤、左サイドのクロスから全員攻撃でゴールに迫り、ボールはゴール枠内へ吸い込まれそうになるが、DF桧山悠也(1年=市立船橋高)にゴールライン上でブロックされて試合終了。大体大は5年ぶりの決勝進出を逃し、2-1で勝利した駒大が12年ぶりの頂上決戦へと駒を進めた。

 全員が最後まで走り切った。駒大の秋田浩一監督は「うちには超1流も1流もいないので、1人は駄目でもみんなで力を合わせればなんとかなる」とチームの勝利に手応えを語る。インカレ出場は8年ぶりで、決勝進出は12年ぶり。指揮官は当時のことを「忘れました」と口にし、「新しい奴らなので初出場と同じじゃないですか」と選手たちの勢いに信頼を寄せた。

 試合終了時点で他会場の法政大と順天堂大の決着はついていなかったものの、指揮官は「チャレンジャーとして思い切りやるんで、どちらでもいい」と対戦相手は気にしていない。「うちはみんなが力を合わせて走る」と一貫した“駒大スタイル”で頂点踏破を狙っている。

(取材・文 石川祐介)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

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