“30分限定”でチャンス量産も…法政大FW上田綺世「もっと圧倒しないと」
ゲキサカ / 2018年12月22日 20時6分
そんな高い意識は“日の丸”を背負う覚悟の表れでもある。上田は東京五輪を目指すU-21日本代表のエース候補だが、大忙しの1年間を「代表の活動では、自分の成長のために何をしたらいいか、刺激が多い年だった」と総括。Jリーグでプレーする同僚を見ながら「プロと大学生の違いを肌で感じてきた」という。
そこで心に刻んでいるのは“代表の基準”だ。決勝を視察した森保一監督は試合後、報道陣に「天狗になる必要はないが、代表での経験をチームに還元してほしい」と語っていた。これには上田自身も「上から目線になるかもしれないが、代表ではこうだぞというのを伝えていきたい」と同調する。
来季の目標は「これまでも常に狙ってきた」という全タイトル制覇。「慢心するスキはないし、慢心するほど結果を残してきていない。もっと相手を圧倒するほどの選手にならないと個人の能力が伸びていかないし、そこを追求するべき」。2年連続のタイトル獲得にも甘えず、向上心を持ち続けるエースが法政大の黄金時代を築いていく。
(取材・文 竹内達也)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集
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