クロスバー直撃のシュートも…土居聖真「勝つチャンスを自分たちで逃した」
ゲキサカ / 2018年12月23日 2時33分
[12.22 クラブW杯3位決定戦 鹿島0-4リバープレート アブダビ]
チャンスがなかったわけではない。鹿島アントラーズにも決定機はあったが、決め切れず。終わってみれば、0-4と大差がつき、MF土居聖真は「勝つチャンスはあったけど、それを自分たちで逃した。やるべきことをやれなかった」と唇をかんだ。
「自分のところで決定的なシュートが3本あった」。後半18分、FWセルジーニョのスルーパスからPA内左に抜け出し、切り返して右足でシュートを打ったが、GKの好セーブに阻まれた。同36分、MF安部裕葵のクロスに合わせた右足ボレーは枠外。さらに同39分にもPA内から切り返して右足を振り抜いたが、クロスバーを直撃した。
土居だけでなく、前半44分にはDF安西幸輝、後半42分にもMF永木亮太の直接FKがクロスバーを叩いた。ゴールの枠に嫌われること3度。「決めたかった」と悔やんだ土居は「決定力の差を今日は見せつけられた」とうなだれた。
失点の時間帯も悪かった。先制点はGKクォン・スンテがGK曽ヶ端準に負傷交代した直後のCKから。「チームとしてここでやられてはいけないというところでやられた大会」。準々決勝のグアダラハラ戦(○3-2)も前半3分に先制を許し、からくも逆転勝利。準決勝のレアル・マドリー戦(●1-3)は前半終了間際の44分に先制され、後半立ち上がりの8分、10分に連続失点した。
「自分たちで苦しくした大会だった」。北中米カリブ海王者、欧州王者、南米王者との3連戦。その中で土居はグアダラハラ戦で2点を演出し、レアル戦では一矢報いるゴールを決めた。「チームとして練習からどれだけ要求して、高いモチベーションでやっていけるか。パス1本、シュート1本にしても練習でやってきたことが試合に出る。急に試合ではできない」。世界での経験を個人として、チームとして無駄にはできない。
(取材・文 西山紘平)
●クラブW杯2018特集
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
神栖ワールドユースフットボール準決勝でインハイ出場校対決。耐えた帝京が2年生FWの一発で追いつき、尚志にPK戦勝利
ゲキサカ / 2024年7月15日 22時43分
-
コパ・アメリカ3位決定戦はウルグアイに軍配! ルイス・スアレスが土壇場同点弾、PK戦でカナダを撃破
ゲキサカ / 2024年7月14日 11時24分
-
今年もサイドの選手が試合を決める。青森山田MF別府育真が決勝ゴール
ゲキサカ / 2024年7月8日 10時52分
-
メッシがパネンカ外すも…守護神エミマルPK劇場! アルゼンチンがコパ4強、エクアドルとのPK戦制す
ゲキサカ / 2024年7月5日 12時59分
-
個人、チームで再現性を出した崩し。三重がタフな四中工をPK戦で下して「一歩前進」の三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 19時24分
ランキング
-
1V候補アルゼンチン90+16分同点弾も観客乱入で試合中断→約2時間後にVARでゴール取り消し!! 大混乱招いたパリ五輪開幕戦はモロッコの勝利に
ゲキサカ / 2024年7月25日 6時16分
-
2パリ五輪に降臨した妖精コマネチ、62歳の近影 14歳で金メダル、近年は年齢疑うレオタード姿も話題
THE ANSWER / 2024年7月25日 13時3分
-
3サッカー男子日本、5―0好発進 五輪競技開始、観客と熱気戻る
共同通信 / 2024年7月25日 10時35分
-
4「スピード感がものすごい」「なんちゅうスケジュール」…日本男子は連敗発進の7人制ラグビー、SNSでは興味津々
読売新聞 / 2024年7月25日 15時26分
-
5「我々に比べ、日本は明らかに悪条件」 卓球・五輪女子団体、ライバル中国メディアが優位性指摘
THE ANSWER / 2024年7月25日 18時3分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)