1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

法政大DF前谷、“人生最後の試合” 見えたのは最初で最後の日本一の景色

ゲキサカ / 2018年12月23日 14時12分

DF前谷崇博は有終の美を飾った

[12.22 インカレ決勝 法政大1-0駒澤大 駒場]

 今大会を最後に、サッカー選手としてのキャリアを終えることを決めていた法政大(関東3)のDF前谷崇博(4年=G大阪ユース)は、「これでサッカーとお別れできる」と清々しい表情で振り返った。

 “サッカー人生最後の試合”で見えたのは、最初で最後となる日本一の景色だった。G大阪ユース時代も日本一を決める決勝に進んだことはあったが、準優勝。法大進学後の昨年は総理大臣杯を優勝したが、決勝は出場することなく終えていた。

 日本一を経験しても決意は揺らがない。以前、「いろんな天才と言われる選手を見てきた。だから努力が必ず報われるわけではないことも学べました」と決意の理由を語っていた前谷。改めて問うが、「勝負の世界なので、ずる賢い奴だったり、天才肌というか、能力のある選手は絶対にいることを理解することも大事」とより意思を強めた様子だ。

 有終の美。「いろんな感情がこみ上げてきたけど、ここまで苦しい経験とか、悔しい経験に向き合って来たからこその結果だと思う。最後は自分が笑うんだという風に過ごしてきたので、覚悟が導いてくれたんじゃないかなと思います」。22歳は最高の思い出とともにスパイクを脱ぐ。

(取材・文 児玉幸洋)●第67回全日本大学選手権(インカレ)特集

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください