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帝京が参入戦突破!選手権予選敗退も、後輩に05年以来のプリンス関東昇格をプレゼント!

ゲキサカ / 2018年12月25日 6時38分

 さらに17分、帝京は石井が左サイド深い位置からクロス。これを196cmFW赤井が豪快に頭で決めて3点差とする。鹿島内定CB関川郁万(3年)らがピッチサイドから応援する流経大柏は、試合終盤にかけて猛攻。ロングスロー、CKからゴールへなだれ込もうとする。だが、帝京はDF梅木遼(3年)、DF久保莞太(3年)、DF鷲田優斗(3年)の3バックをはじめ、各選手が身体を投げ出してその攻撃をブロック。執念の守りを見せ続ける。

 流経大柏は、41分にMF古矢佑介(3年)がゴール前に飛び込んで放ったシュートがクロスバーを叩くなど、最後まで1点を奪うことができず。4分間のアディショナルタイムを経てカナリア軍団が歓喜の雄叫びを上げた。

 先制点の中村は「後輩にもいい背中を見せたかったですし、ここでタイトルしっかり取りたかったので、いい先輩の姿を見せられた」と語り、司令塔のMF三浦颯太(3年)は「選手権とかインターハイとか最後の最後まで結果が出なくて……、最後にプリンス参入できたので良かったのかなと思います。(後輩には)まず残留を目指してやってほしいかなと思います。(選手権、インターハイ出場へ向けて)頑張ってもらいたいです」と後輩たちへエールを送っていた。

 また、日比威監督は3年生を「良くやってくれました」と讃え、コーチングスタッフに感謝していた。そして、「自分たちのサッカーを貫いてやってきた。継続していかなければいけない」。大一番で彼らは取り組んできた連係での崩しなどを発揮して勝利。帝京は来年、プリンスリーグで自分たちのサッカーを継続し、最大目標である選手権出場に繋げる。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

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