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C・ロナウド獲得は「簡単だった」…ユーベSDが舞台裏を明かす

ゲキサカ / 2018年12月25日 6時46分

クリスティアーノ・ロナウドのユベントス移籍の舞台裏とは…

 ユベントスのファビオ・パラティチSD(スポーツディレクター)によれば、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(33)の獲得は「非常に簡単」だったという。伊『フットボール・イタリア』が伝えている。

 C・ロナウドがユベントス移籍に興味を持っていることを知ったのは、今夏バレンシアから加入したポルトガル代表DFジョアン・カンセロに関する交渉を行っているときだった。カンセロの代理人は、C・ロナウドと同じジョルジュ・メンデス氏だ。

 その交渉の場で、メンデス氏はパラティチSDに対して「あなたは信じないかもしれないが、クリスティアーノがユベントスに行きたいと思っている」とC・ロナウドの意思を伝えた。パラティチSDは「信じないわけではないが、とても難しそうだね」と素直な気持ちを語った。

 もちろん、ユベントスの補強プランにはなかった。だが、「(アンドレア・)アニェッリ会長は常に近くにいて、いつでも話し合いができるようにしてくれた。会長は『1日か2日考える時間をくれ』と言った。だけど、その3時間後に電話がかかってきたよ」。

 移籍金は1億ユーロ(約126億円)となったが、その高額な移籍金とは裏腹に交渉はスムーズだった。「クリスティアーノの獲得はシンプルなものだった。彼はすでにユベントスに移籍することをイメージしていたからね。説得する必要がなかったんだ」。そして、今年7月10日。C・ロナウドがレアル・マドリーからユベントスに移籍することが正式に発表された。

 C・ロナウドは初のセリエA参戦ということもあってか、開幕3試合は無得点に終わったが、第4節サッスオーロ戦で移籍後初ゴールを含む2得点を挙げると、ここまでリーグ戦17試合で11ゴール5アシストを記録。その実力をイタリアでも遺憾なく発揮している。
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