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駒澤大高、主将が無念のPK失敗…「自分が決めていれば勝てたので…」

ゲキサカ / 2018年12月30日 20時13分

味方を鼓舞し続けるDF齋藤我空(3年) (写真協力『高校サッカー年鑑』)

[12.30 選手権1回戦 駒澤大高 1-1(PK9-10)那覇西高 駒沢陸]

 1-1で決着がつかず、突入したPK戦。先攻の駒澤大高は主将DF齋藤我空(3年)がボールをセット。しかしシュートは枠左に外してしまう。その後は相手も1人が失敗。白熱のPK戦は11人目まで突入したが、最後に残っていたGK対決で、駒澤大高が力尽きた。

 斎藤は2年前に全国8強を経験。昨年は都予選の初戦で敗退と、天と地をレギュラーとして味わった選手だった。それだけに「苦しい時間で全国のピッチを経験している自分が、落ち着いて対応しなければいけなかった。自分が決めていれば勝てたので、キャプテンとしての不甲斐なさがある」と責任を背負い込む。

 来春からは駒澤大に進学するが、大学のサッカー部に入部して本格的にサッカーを続けるかは未定だという。「ゆっくり考えて決めたい」。ただ今は今後よりも、この日の結果を受け止めるので精いっぱいの様子だった。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2018

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