体感した注目度の高さ。桐光学園FW西川潤「その中で何ができるか」
ゲキサカ / 2018年12月31日 8時6分
「個人的には得点王を目指してやっていきたい。今までやってきたことを初戦から出して、“自分の大会”と言われるように頑張っていきたい」。
自身初の選手権を迎えた桐光学園高(神奈川)のU-19日本代表FW西川潤(2年)は、静かに意気込みを口にした。今夏のインターハイでは準々決勝で“5人抜き”のスーパーゴールを決めるなど計6得点を挙げて準優勝に貢献。その後、AFC U-16選手権ではU-16日本代表の10番を背負ってアジア王者に輝き、大会MVPも獲得した。
そして、帰国後の選手権予選では5得点4アシストの活躍で全国大会出場権獲得。12月にはU-19日本代表に“飛び級”選出された。鈴木勝大監督も取り組む姿勢を讃える16歳は、成長へのこだわり、チャレンジャー精神を持ち続けてさらに進化してきている。
開会式では「初めてなので(雰囲気に)ビックリしています」と驚いていた。その中で他校の選手からは、西川に対する多くの視線が。「プレッシャーにはならないですけれども、インターハイよりも注目度が上がっていると感じたので、その中で何ができるか」とピッチで力を証明することを考えている。
初戦の対戦相手は九州のタレント軍団・大津高(熊本)。「今までやってきたメンバーとも最後なので、その思いを持ちつつ、大津にはCBにも(湘南内定の)福島隼斗くんだったり、(U-18日本代表の)吉村(仁志)くんだったりタレントがいる中ですけれども、しっかりと自分の力を発揮して上手く打開してやっていきたいと思います」と力を込めた。
初戦が行われるニッパツ三ツ沢球技場は今年の選手権予選決勝で1ゴール2アシストを記録。良いイメージを持って臨むことができる。加えて地元の大観衆が自分たちの力に。「初戦で終わるのはちょっと寂しいですし、楽しんでいきたい。学校からの距離も近いので、ホームみたいな雰囲気になると思うんですけれども、そこでしっかりと自分たちの空気に飲み込んでやれればいい」。雰囲気を楽しみながら、観衆の期待に応える戦いをして必ず、勝つ。
インターハイ決勝で逆転負けしてから、今度こそ日本一になることを目指して挑戦し続けてきた。個人、チームとしても結果を残して、平成最後の選手権を“西川潤の大会”にする。
(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018
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