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[MOM2757]東福岡FW大森真吾(3年)_ これが一発の怖さ!! 流れ呼び込んだ超絶弾

ゲキサカ / 2018年12月31日 19時28分

東福岡高FW大森真吾(3年)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 選手権1回戦 浦和南高0-4東福岡高 NACK]

 嫌な流れを断ち切るスーパーゴールとなった――。

 幾度となくゴールを脅かされて序盤から浦和南にペースを握られた東福岡高だったが、FW大森真吾(3年)の一振りが流れを一変させる。前半16分、MF荒木遼太郎(2年)のパスから右サイドに抜け出すとGK正野友稀(3年)のポジションを冷静に確認。「ボールを受けてゴールを見たらGKが前に出ていた」ため、「右足のキックには自信があったので、しっかりGKの上を越すようなシュートを狙った」と右足アウトサイドでボールを蹴り出す。鋭いカーブを描いたボールは正野に触れられることなくゴールマウスに吸い込まれ、劣勢に立たされていた東福岡が先制に成功した。

「“アウェー”での初戦だったし、選手権が初めての選手もいた。緊張していたところもあっての前半の入りとなってしまった」ものの、この得点で緊張が解けたチームは流れを引き寄せる。前半21分には相手の連係ミスを突いた大森が「良い形でゴールを奪えた」と右足で流し込んでリードを2点差に広げ、さらに直後の同22分にはMF野寄和哉(3年)が加点して一気に試合を決めた。

 流れを大きく引き寄せた得点、そして初戦で2得点とチームの4-0の勝利に大きく貢献した大森。しかし、「得点を取れたのは良かったけど、相手につぶされる場面が多かった。もっとクロスの入りだったり、そういう形での得点が取れなかったので、そこは改善していきたい」と2回戦以降のさらなる爆発を誓う。

(取材・文 折戸岳彦)
●【特設】高校選手権2018

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