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前半怒濤の4ゴール!総体の悔しさを糧に仙台育英が粘る一条を振り切る

ゲキサカ / 2019年1月1日 12時23分

 一条の前田監督は「後半立て直せるかもと思ったら2点返した。0-6になってもおかしくない試合でよくやった」と選手を労う。この追い上げを仙台育英の城福監督は恐れていた。「一条さんが後半点を取りに来るのは分かっていてゼロに抑えようと言っていたのにあっさり取られた。それですぐ2点目も取られると思った。3点目を入れられていたら分からなかった」と振り返る。

 ギリギリのところで仙台育英が踏みとどまれたのは総体の苦い経験があったからだ。初戦で日章学園にアディショナルタイムに追いつかれPK戦で敗れた。その際、城福監督は「勝って終わり切る力がない。まだちょっとスキがある」と言っていたが、「総体では受けに入ってしまった。あの経験は大きかったかもしれません。勝負はそんなに甘くないことを知っていたから3点目が奪われそうになっても体を張って踏ん張ってくれた。夏が糧になったと思いますよ」と選手たちの成長に目を細めた。

 敗戦を糧にできるチームは強い。そのことを実証した仙台育英がこの冬、どこまで活躍できるか見物だ。

(取材・文/伊藤亮)●【特設】高校選手権2018

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