[MOM2772]丸岡MF川中浩夢(1年)_父と同じ“丸岡の背番号14”を背に値千金の決勝ゴール!
ゲキサカ / 2019年1月2日 20時22分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.2 全国高校選手権2回戦 米子北0-1丸岡 駒沢]
劣勢の予想を覆したのは丸岡高(福井)の1年生、MF川中浩夢だった。
米子北高(鳥取)を相手に守備がハマっている時間帯、流れがどっちつかずの後半12分にピッチに投入された。「監督からは『風上だからシュートを狙っていけ。縦を狙ってクロスの起点になれ』と言われました」。それから13分後の後半25分、その場面はきた。
右サイドからMF馬場脩介(3年)が山なりのクロス。MF宮永任(3年)が相手DFと競って潰れ役となり、その後ろに走り込んだ川中がきれいに右足で合わせてゴール。「狙い通りです。サイドから中に入れてくれるのは分かっていました。そして自分の前にスペースがあったので飛び込むだけでした。“きた!”と思いましたね」と微笑む。
生まれたのは地元の丸岡町。父も丸岡高で選手権に出場し、3ゴールを記録したという。その時の背番号が14。「(小阪)先生が分かっていてつけさせてくれたのだと思います」と、父と同じ14番を背負い、選手権にやってきた。父からは今回の選手権出場に向けて、特別に言葉をかけてもらったわけではない。だが、小学校の時に所属いていた平章SSSでは監督の父からいくつものアドバイスを受けて成長してきた。
「生まれたのが丸岡で、全国で勝てるチームに行きたいと思っていました。まだ1年生ですから恐れるものはない。途中から入ることが多く、流れを変えることが求められていると思います。今日のようにシュートや縦を意識してチームを勝たせることができるようにしていきたいです」
そしてゆくゆくは「父を超えたい」という川中。その第1歩となる選手権初ゴール。お父さんにかける言葉は?と聞くと照れた様子でしばらく間があった後、「ありがとう、と言いたいです」。まずは親孝行が先だったようだ。
(取材・文/伊藤亮)●【特設】高校選手権2018
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[MOM4771]名古屋U-18FW神田龍(2年)_プレミアでの悔しさをバネに躍動、途中出場で勝利をもたらす後半AT決勝弾!!
ゲキサカ / 2024年7月23日 11時2分
-
久保同僚オヤルサバルが決勝弾!!全勝スペインが史上最多4度目のEURO制覇!! イングランドはまたも準優勝
ゲキサカ / 2024年7月15日 7時23分
-
[MOM4759]尚志MF大内完介(3年)_京都MFの助言で前向きに。復調の「点を取れる」レフティーが2試合連続決勝点
ゲキサカ / 2024年7月6日 23時58分
-
楽しみにしていた地元での“凱旋試合”も経験。帝京長岡MF柳田夢輝は10番にふさわしい結果を求め続ける
ゲキサカ / 2024年7月2日 12時25分
-
「隙を突いて、隙を与えない」。長崎総科大附が長崎準決勝を4-0で突破し、宿敵とのリベンジマッチへ
ゲキサカ / 2024年6月28日 11時56分
ランキング
-
1LAの昼空を割く“高弾道” 米実況も騒然…大谷翔平の“驚愕弾”は「いつ落ちるんだ」
Full-Count / 2024年7月26日 8時7分
-
2スペインが「日本に完璧なリベンジ」 女子W杯の雪辱を母国評価「亡霊に打ち勝った」
FOOTBALL ZONE / 2024年7月26日 7時10分
-
3【パリ五輪中継クルーの“円安受難”】松岡修造も格安ホテル 突貫工事のプレスセンターは「冷房の効きが悪い」、本番では蒸し風呂状態か
NEWSポストセブン / 2024年7月26日 11時15分
-
4大谷翔平、球宴ヘルメットが衝撃の2461万円で落札 タグですら156万円…異次元の人気ぶり
Full-Count / 2024年7月26日 10時7分
-
5大谷翔平4試合ぶりの一発、日米通算250号…貴重な追加点で勝利に貢献
読売新聞 / 2024年7月26日 7時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください