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昨年4強長野県代表の都市大塩尻は初戦敗退…後半チャンス作った二木は「高校サッカーで一区切り」

ゲキサカ / 2019年1月2日 19時35分

都市大塩尻は1点が遠く初戦敗退となった(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.2 選手権2回戦 都市大0-1瀬戸内 味フィ西]

 昨年度のベスト4だった上田西高を倒して選手権の舞台に進んでいた都市大塩尻高(長野)は、初戦敗退となった。

 苦しんだ前半とは一転、後半は攻め続けた。特に右SBからポジションを前に上げたDF二木七翼(3年)の配置が効果的で、チーム最多の3本のシュートに繋げていた。しかし「慎重に入ってしまった」と悔やむ前半に喫した失点を最後まで返すことは出来なかった。

 スタメンは全員が3年生。そのうち7人は今後も大学に進学するなどしてサッカーを続けるつもりで、主将MF清水夢希(3年)は介護職に就きながら、社会人チームに入団してサッカーを続けて行く。長野県勢として昨年の上田西の快進撃を「意識していた」と話すと、「自分に力がなかった。申し訳ない」と声を落とした。

 一方で二木は今大会を最後に引退することを決めている。監督らにはサッカーを続けるように勧められたというが、「高校サッカーで一区切りと考えている」と意思は固い。卒業後は建築の勉強をするために東京都市大に進学するつもり。この日の悔しさは、次のステージに進む糧にする。

(取材・文 児玉幸洋)●【特設】高校選手権2018

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