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エース藤井が堂々ハット!! 大応援団の立正大淞南、“相当うまかった”那覇西に圧巻6発大勝

ゲキサカ / 2019年1月2日 21時8分

 勢いを強める立正大淞南は後半17分、右CKのトリックプレーからDF不破将生(3年)と山田がつないでゴール前に送ったが、DF仲程飛雄(2年)がギリギリでブロック。同22分には、右サイドを駆け上がった石橋のクロスに大西が飛び込んだが、ジャンピングヘッドはクロスバーに阻まれた。

 対する那覇西は途中投入のFW上原綾斗(3年)が右サイドでスピードを見せ、カウンター攻撃の先陣を切ろうとするが、中央をがっちりと締めて守る立正大淞南の中盤を相手にパスコースを見つけられない。それでも那覇西は同25分、MF許田楓太(3年)を入れ、さらに前がかりな布陣を取った。

 ところが、立正大淞南がここから猛烈なゴールラッシュを見せる。まずは後半26分、鶴野のパスから藤井が角度のないところから決めて3点目。同29分には鶴野がPA内で倒されてPKを得ると、これを藤井が沈めてハットトリックを達成した。同30分には大西がドリブルシュートを決め、5分足らずで3点を奪った。

 なおも攻勢を強める立正大淞南は後半38分、ここまで何度も鋭い突破を見せていた大西が右サイドを切り裂き、ゴール前にクロスを送ると、途中出場のFW草場勇斗(3年)がダイビングヘッドを叩き込む。同38分には、控えGK板垣沙亮(3年)を入れる余裕も見せ、終わってみれば5点差での3回戦進出を決めた。

 立正大淞南は1回戦の3点差勝利に続き、2試合続けて大差での勝利。「相当うまかったけどね」と相手のテクニックに舌を巻いた南監督は、失点直後にスローインから奪った3点目をポイントに挙げた。「必殺技が出ましたね」。選手たちのアイデアをそう称えると「あれで一気に勢いが出た」と喜んだ。

 1回戦で全4得点を導いていた鶴野、藤井のコンビがこの日も4点を導く活躍。だが、南監督は2人の存在を称えつつも、他の選手の名前を一人一人挙げて「2試合よく機能してくれた」と全体を評価する。圧倒的なスコアラー陣を個性豊かな選手たちが支え、それをスタンドから大勢の控え部員が盛り立てるという全員サッカーで、4年ぶりの3回戦進出を導いた。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2018

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