大津MF松原は無念のスタンド観戦…2戦5発の大竹に「大迫選手の記録を超えてほしい」
ゲキサカ / 2019年1月2日 22時58分
[1.2 選手権2回戦 大津高2-2(PK4-2)大分高 等々力]
1回戦で無念の負傷退場となった大津高MF松原亘紀(3年)は松葉杖姿で会場に現れた。2回戦は自身の不在も少なからず影響し、PK戦までもつれ込む苦戦となったが、「これをプラスに捉えてほしい」と指摘。2試合5得点のMF大竹悠聖(3年)については「大迫選手の記録を超えてほしい」と笑顔で語った。
背番号7の松原は優勝候補の一角と目される大津の中盤の要。だが、1回戦・桐光学園戦の前半11分、左足の甲を痛めて負傷交代を強いられた。2回戦の大分高戦はこの影響でメンバー外。試合後にはスタンドからロッカーに戻っていたが、「めっちゃ出たかったです」と振り返った。
1回戦で負傷退場したMF松原亘紀(3年)
試合中は代役となったMF高見柊真(3年)の動きを見つめていたという松原。ハーフタイムには「もっと前に行けって伝えた」といい、捕まえにくい相手の中盤に対し、ボランチが縦関係になることを求めたようだ。また、全体的には「もっとアイツならできるはず」とパフォーマンスはさらに上がると考えている。
なお、大津はこれまで大竹が2試合で5得点を挙げており、チームの得点源を担っている。一大会最多得点記録はFW大迫勇也(現ブレーメン)が2007年度に打ち立てた10得点で、チームが上位進出すれば記録更新も視野に。松原は「超えてほしい」と述べ、同級生の記録更新を願った。
また、チームメートは松原の大会出場を諦めてはいない。GK松村龍之介(3年)は「怪我で出られない松原も、決勝まで行けば出られるかもしれない。思いを背負って止めてやろうと思っていた」という気持ちでPK戦に臨み、見事にストップ。3回戦の青森山田戦も不在の背番号7の魂も背負って試合に挑むつもりだ。
1回戦の試合後にはチームメートに背負われてピッチへ
(取材・文 竹内達也)
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