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関川郁万が豪快ヘディングV弾!! 「とにかく負けない」流経大柏、星稜封じて2大会連続8強へ

ゲキサカ / 2019年1月4日 18時14分

 前半38分、自陣深くでボールをキープする関川に激しくプレスをかけた岩岸がターンでさらりとかわされると、その勢いで芝生に足を取られ、転倒して肩と足首を負傷。そのまま担架で運び出され、キャプテンマークは有馬の腕に渡った。ハーフタイム明けには、代わりにMF川本虎太郎(1年)が投入された。

 後半5分、流経大柏は芹田の左CKを関川が頭で合わせたが、今度は星稜GK林海渡(3年)がしっかりキャッチ。同10分には、MF中井颯人(3年)に代わってロングスローのあるMF木村聖(2年)が入った。その後はゴール前の局面がない時間帯が続いたが、同19分、左部のカットインシュートが左ポストに直撃した。

 一方的に主導権を握る流経大柏戦は後半22分、MF八木滉史(2年)の右CKに左部が頭で合わせたが大きく枠外。すると同26分、星稜にビッグチャンスが訪れる。敵陣で前を向いたFW西部悠大(3年)が有馬とのワンツーでPA内にしかけると、GK松原颯汰(1年)との1対1。だが、左足シュートは左に外れた。

 星稜は後半32分、3枚目の交代カードで190cmの長身FW土橋柊斗(2年)を投入し、最後の攻勢に期待をかける。だが、同36分には相手CKのカウンターから西部が単独突破で攻め込むも、ループシュートは大きく左外。最後はDF湯澤拓士(3年)のロングスローで攻め込んだが、そのままタイムアップを迎えた。

 流経大柏は「ミスを怖がらず、スピードを優先する」という低リスクの試合運びを徹底しての勝利。本田監督は「リーグ戦では負けても、修正してもう一回チャレンジできるけど、トーナメントは負けたら終わり。失点ゼロにするため、素早く攻撃するのがモデルでもある」とその理由を語った。

 そのため、この先も目の前の試合を大事に戦っていく構えだ。71歳の経験豊かな指揮官は「もう1試合1試合。その先までは見ていないし、チーム全体では日本一という目標はあるが、それはあくまでも目標。とにかく負けない、負けない、負けないで、その結果日本一を取れれば」と力強く述べた。

(取材・文 竹内達也)
●【特設】高校選手権2018

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