「ベルマーレで頑張れ」「来年、プロに来てくれ」。エール交換した帝京長岡MF谷内田は選手権でより評価高める

ゲキサカ / 2019年1月4日 16時50分

前半39分、帝京長岡高の2年生MF谷内田哲平が右足で同点PKを決める

[1.3 選手権3回戦 帝京長岡高 2-1 長崎総合科学大附高 浦和駒場]

 後半38分に帝京長岡高MF田中克幸(2年)が決めた劇的な決勝点によって決着した3回戦の好カード。挨拶へ向かう歩みの中で帝京長岡のMF谷内田哲平(2年)と、長崎総合科学大附高MF鈴木冬一(3年、湘南内定)が言葉をかわしていた。

 U-15日本代表やU-16日本代表候補でともにプレーしている2人。谷内田は「ベルマーレで頑張れ」と声をかけ、鈴木からは「来年、プロに来てくれ」とエールを受けたという。世代屈指のレフティー・鈴木も期待を寄せる谷内田は今大会、プロ入りへのアピールを続けている。

 谷内田は長岡ジュニアユースFCから高校へ進学する際、Jクラブユースからも多くの誘いを受けていた逸材だ。熱望していた高校進学後初の全国舞台で抜群のパスセンスを見せる一方、2試合連続PKを決めてチームの勝利に貢献している。

 この日は0-1の前半39分にFW小池晴輝(3年)がPKを獲得。前日のPK戦で谷内田が2度PKを蹴っていることもあってか、帝京長岡の選手たちは誰がキッカーを務めるのかベンチに確認する素振りを見せた。ベンチからの指示は、良い意味で誰よりも“ふてぶてしさ”のある谷内田。エース番号14を背負うMFは、「読まれても決められるコースに」豪快に蹴り込んで同点とした。

 本人はこの日、前日の2回戦に比べると良いプレーができなかったことを反省していた。遠い位置の選手を見逃さずに出すミドルパスなど随所で好プレーもあったが、精度を高めていかなければならない。1日の休養日を挟んで迎える準々決勝では、より精度、アイディアのあるプレーで結果に繋がる活躍をするつもりでいる。

「まずはチームのプレーをしないと。チームのプレーをしたら自然と自分の結果に繋がってくると思うので、そこはやっていきたいと思います。まずは(チーム最高成績である)ベスト8を超えていきたいです」。

 試合を決めるスルーパス、ゴールなど長岡産の逸材はもっともっと観衆を魅了できるだけの力がある。チームの勝利が最優先であることは間違いないが、この日エールを受けた鈴木に追いつくために個人しての結果も貪欲に求めていく。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2018

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング