「頼りない3年生だったと思う」…帝京長岡DF小泉善人が下級生に届けた「ありがとう」
ゲキサカ / 2019年1月5日 21時40分
[1.5 全国高校選手権準々決勝 尚志1-0帝京長岡 等々力]
“幸せな時間”が終わりを迎えた。尚志高に0-1で敗れて大会から姿を消すことになった帝京長岡高(新潟)DF小泉善人(3年)は、改めて思ったという。「帝京長岡に来て良かった」と――。
悔いが残るプレーとなった。前半22分、前方にボールを蹴り出そうとした小泉だったが、「足にボールがついていないと開始から感じていた。きっちりやるべきところだった」とキックミスしてしまうと、DF小泉善人(3年)に奪われたボールから最後はFW染野唯月(2年)にネットを揺らされてしまう。特に後半に入って猛反撃を見せた帝京長岡だったが、最後まで同点ゴールは生まれず。0-1のまま試合終了のホイッスルが吹かれた。
小泉の高校サッカーは尚志戦がラストとなったが、ともに戦った下級生には来年がある。「今年は2年生が主体のチーム」と表現したように、同試合で先発出場した2年生は6人。ピッチ上で躍動する後輩たちの姿を最終ラインから見つめていた小泉は、「頼りがいのあるメンバーだった」と感じていた。試合後には「頼りない3年生だったと思う。心からありがとうという言葉を伝えた」とともに戦った下級生に感謝を示しつつ、「来年もやってくれると思う」と新チームへの期待を寄せた。
「この大会の期間は3年間の中で一番幸せな時間を過ごせた。最後、自分のミスでふがいない結果になってしまったけど、最後まで仲間と戦えたことは嬉しかったし、帝京長岡というチームでサッカーできたことは満足しているし、ここに来て良かったと心の底から思っている」
“幸せな時間”、そして高校サッカーを終えた男は、新たな道へと歩き出す。
(取材・文 折戸岳彦)●【特設】高校選手権2018
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
サッカー 女子は藤枝順心が夏冬4大会連続日本一を目指す、男子は静岡学園が2年連続出場…静岡からいざ全国高校総体へ
スポーツ報知 / 2024年7月19日 6時5分
-
尚志は板垣大翔が先制ヘッド。左のミドル砲も備えるDFは「点を取れるウイングバックに」
ゲキサカ / 2024年7月16日 17時6分
-
帝京が「神栖ワールドユースフットボール」初代王者に!プレミア勢連破でインハイへ弾み
ゲキサカ / 2024年7月16日 10時55分
-
2年前に選手権経験し、基準、目標が向上。先発2年生8人の津工が優勝した新人戦に続き、インハイ予選でも三重決勝進出
ゲキサカ / 2024年6月26日 8時29分
-
公立の伝統校・前橋商が無敗首位相手に健闘。支援も後押しに初のプリンス関東で成長を続ける
ゲキサカ / 2024年6月24日 13時39分
ランキング
-
1157秒殺KOの中谷潤人「ちょっと早すぎた。すいません」 まさかの“謝罪”…決着の一撃は「感触はなかった」井上拓真との統一戦に意欲
THE ANSWER / 2024年7月20日 20時57分
-
2スペイン1部セビージャ、日本での親善試合が中止に
スポーツ報知 / 2024年7月20日 16時33分
-
3吉田正尚が大谷翔平&山本由伸と再会「すごくいい雰囲気だな」 後半戦初戦9回に1安打
スポーツ報知 / 2024年7月20日 14時31分
-
4MLBオールスター〝ひどすぎる国歌斉唱〟が大炎上 女性歌手に非難殺到「耳から血が出ました」
東スポWEB / 2024年7月16日 19時22分
-
5渡辺雄太、ドイツとの強化試合欠場 五輪開幕1週間前もベンチ外 左ふくらはぎ肉離れから回復途中 川真田が登録
スポーツ報知 / 2024年7月20日 3時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)