「楽しそうでうらやましい」魅力感じた森保Jに初招集、乾がアジア制覇へ意気込み
ゲキサカ / 2019年1月8日 2時46分
ロシアW杯16強入りの立役者となった男が日本代表に帰ってきた。アジアカップ目前で追加招集を受けたMF乾貴士(ベティス)が6日、UAEのアブダビで合宿中の森保ジャパンに初合流。トレーニング前の円陣では挨拶で周囲を沸かせ、さっそくムードメーカーぶりを発揮していた。
ロシアW杯ではグループリーグ第2戦のセネガル戦、決勝トーナメント1回戦のベルギー戦でゴールを挙げ、国際舞台でのブレイクを果たした乾。だが、ベティスへの移籍後は満足に出番を得られていなかったこともあり、森保一監督が就任した新生サムライブルーからは遠ざかっていた。
その間、日本代表ではMF中島翔哉、MF南野拓実、MF堂安律といった攻撃陣が着実に結果を残し、MF原口元気、MF宇佐美貴史らロシアW杯組を脅かす状況に。「すごく楽しそうにやっていて、うらやましいなって。自分も戻りたいと思っていた」(乾)。ただ、クラブで試合に出ることが先決だと考えていたという。
だが、アジア杯直前になって中島が右ふくらはぎを負傷。代役として乾に白羽の矢が立った。森保監督からは「思いも伝えてもらった」といい、モチベーションは十分。またシーズン中でトレーニングを重ねていることもあり、「コンティションも良いし、(突然の選出でも)まったく関係ない」と頼もしい。
これまでの親善試合では複数人が絡んだパスワークから得点が生まれてきたが、「どういう選手でも合わせられるのが自分の特長」とフィット感は上々。また、W杯を経験した30歳という自らの立場も踏まえて「若い選手が点を取って、チームが勢いを持っていけるのが一番」とサポートする意識も欠かさない。
背番号は2012年、17年にも背負った10番。何度も口にしたように「好きじゃない」という姿勢は変わらないが、中島同様に気負いも特にない。若手中心のメンバー構成を「前々回のアジア杯に似ている」と捉える30歳は「勝ち方次第、点の取り方次第で成長できる感じがした。そうなれば優勝できる」と力強く宣言した。
(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ
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