[MOM2799]日大藤沢MF成定真生也(2年)_注目MFとともにチームを引っ張る選手へ
ゲキサカ / 2019年1月7日 17時12分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[1.6 NB CUP準決勝 日大藤沢高 6-0 帝京高 時之栖裾野G]
試合の流れを自分たちの元にグッと引き寄せる2発だった。1-0の前半25分、日大藤沢高は右SB古谷隆(2年)が右サイドでの1対1から突破。エンドライン際までえぐってから出した折り返しをMF成定真生也(2年)が右足ダイレクトでゴールに流し込んだ。
さら29分、成定は左サイドを突破したSB多田夢都(2年)が上げたクロスに反応。GK前で合わせて2点目のゴールを叩き出した。これで3-0。帝京高に攻められるシーンも多かった日大藤沢だが、前半半ばに奪ったこの2点によって決勝進出へ向けて大きく前進した。
日大藤沢の10番を背負ってプレーした成定は「ゴールは正直欲しかったですし、チャンスがあれば獲りたいと思っていたので良かった」と振り返る。シャドーの位置から飛び出して決めた2ゴールを素直に喜んでいた。
ポジショニングとトラップ、判断力の高さは自信を持っている部分。加えて、豊富な運動量を活かしてゴール前に潜り込んで行く動きも彼の特長だ。「(日大藤沢は)誰が出てもおかしくないので、自分が出たら試合を変えられるような選手になりたい。出なくてもチームのプラスになるようにしたい」。フィジカル面や試合によってまだまだプレーの波があるという成定だが、チームのために走ること、ゴールを狙い続けることはこれからも変えるつもりはない。
今大会は怪我のエースMF植村洋斗(2年)が不在だった。植村は1年時のインターハイでレギュラーとして全国準優勝を経験。同年の全国ルーキーリーグ交流大会でMVPを獲得するなど同学年の選手の中で常に先頭を走ってきた選手だ。
成定は「植村は別格というか一つ違うプレーができる。それでも自分が植村に付いて行くんじゃなくて一緒に引っ張って戦うように、個人のスキルも上げていかないといけない」。植村頼みではなく、自分も一緒になってチームを引っ張っていくこと。それを意識して成長し、チームを引っ張る選手になって「関東、インター、選手権、神奈川を絶対に獲って日本一になる」という目標を達成する。
(取材・文 吉田太郎)
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