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40歳の鉄人・中澤佑二が現役引退へ「このクラブでユニフォームを脱ぎたい。それが一番の恩返し」

ゲキサカ / 2019年1月8日 9時59分

中澤佑二が現役引退へ

 横浜F・マリノスは8日、DF中澤佑二(40)が2018シーズン限りで現役を引退することを発表した。

 埼玉の三郷工技術高を卒業後ブラジルに留学し、1999年に東京ヴェルディに加入した中澤は、2002年に横浜FMに加入すると、2003年からリーグ2連覇を経験。2004年には日本人DFとして初めてJリーグ最優秀選手賞を受賞した。

 さらに、1999年9月にデビューした日本代表でも長年にわたって活躍し、2006年と2010年にワールドカップ2大会連続出場。日本サッカー史に残るセンターバックにのし上がった。また、歴代3位のJ1通算593試合出場という記録を残している。

 近年は慢性的な左膝痛に悩まされており、昨年8月にフィールド選手として最長だった連続出場(199試合)および連続フル出場(178試合)のJ1記録がストップ。その後、思うように回復せず、12月1日の2018シーズン最終節・C大阪戦に途中出場で復帰したが、これが現役ラストゲームとなった。

 現役引退に際して、中澤はクラブ公式サイトに以下のようにコメントを掲載している。

「私、中澤佑二は、2018シーズンをもって現役を引退する決断を致しました。

 自分の中では、プロ20年目となる昨シーズンを一つの区切りとして考え、全てを出し切るという思いで最終戦まで走り続けました。そしてシーズンを終え、改めて自分の思いを整理した中で、やはりこのクラブでユニフォームを脱ぎたい、そしてそれが横浜F・マリノスに対して一番の恩返しになるんじゃないかなという思いになりました。

 小学校6年生からスタートさせたサッカー人生は30年。プロとしての現役生活は20年。振り返ると、ここでは書ききれないほどの本当に多くの方々に支えていただき、こんなに長く現役生活を続けることが出来ました。

 もがき苦しみ、がむしゃらに掴み取ったプロ生活。来年もF・マリノスで現役を続ける選択肢もありましたが、最後は“中澤佑二”らしく、自分の決断を信じ、1ミリの後悔もなくピッチを去ろうと思います。

 良い時も悪い時も共に戦っていただいたファン・サポーターの皆さま、チームメイト、チームスタッフ、スポンサー各社の皆さま、ホームタウンで支えてくださった皆さま、横浜F・マリノスに関わるすべての皆さま、そして東京ヴェルディに関わるすべての皆さま、本当にありがとうございました。

 今後のことはこれからゆっくり考え、また皆さんにご報告出来たらと思います。20年間、本当にありがとうございました」

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