日本vsトルクメニスタン 試合前日の公式会見要旨
ゲキサカ / 2019年1月9日 0時44分
9日のアジアカップグループリーグ初戦でトルクメニスタン代表と対戦する日本代表は8日、アブダビのアルナヒヤーン・スタジアムで公式練習を行い、最終調整した。練習前には森保一監督がDF吉田麻也(サウサンプトン)が公式会見に出席した。
●森保一監督
「アジアカップの初戦に向けて、チームとしてできる準備は選手もスタッフも日々、最善の努力をしてくれたと思っている。今の我々にできるベストな状態はつくってくれた」
―大会を前にプレッシャーを感じているか。
「オーストラリアが初戦で負けたり、タイがインドに大敗したり、昨日も韓国がフィリピン相手に1-0という難しい戦いを我々は見てきている。どの対戦国も力があるからこそ、このアジアカップに出てきていると思うし、我々はどのチームと戦うときも厳しい戦いを覚悟しながら最善の準備をしていかないといけない。大切なところは相手のことをリスペクトしつつ、我々がその試合で100%の力を出せるように準備することが大切だと思っている」
―W杯後、代表から引退した本田がオーストラリアで活躍しているが、彼が代表にいないのは寂しいか。
「彼が日本サッカー界にとって偉大な選手であることに変わりはないことをオーストラリアで彼のプレーを持って示してくれていると思う。彼自身が代表でのプレーを考えていないというふうに思っているので、今の日本代表でプレーすることは現実的でないと思っている」
―若い選手を多く起用しているが、リスクはないか。
「これまでの日本代表のことを考えたり、去年のロシアW杯の日本代表を考えたとき、私が監督になって経験の浅い選手が多く日本代表としてプレーすることになったと思っている。ベテランの選手をここで切り捨てて、新しい日本代表をつくるということではなくて、すべての選手、経験ある選手、ベテランの選手も含めて日本代表としての選択肢であると思ってチーム作りをしてきている。そこで若い選手たちに経験してもらって、日本サッカー全体のレベルアップをしていかなければいけないと思って若い選手を起用している。このアジアカップでこれまで経験の浅かった選手が自分の道を新たに切り開いて、ステップアップしていく意気込みをもってプレーしてもらいたいし、彼らがこの大会を通してステップアップすることで日本サッカー全体がレベルアップできると思うので、そういうことを監督として期待している」
―全員そろったのが6日だが、初戦で選手を選ぶ基準は。
「去年の国内キャンプからアジアカップに向けて準備してきたが、ケガ人等々のアクシデントもあったし、全体で練習できたことは満足のいく時間だったかというと、もっと時間があればなと思っていたが、与えられた時間、環境の中でいろんなことを考えて、最善のことはやってこれたと思う。もっと練習できればという部分ももちろんあるが、選手にリフレッシュしてもらうことが練習より効果があることと思ったり、そういうところはメディカル、コーチングスタッフ、チームとして考えたときに結論を出してやってきた。一つひとつ説明したいところだが、考えることが多くあるので、多くの判断の中で最善ということで進めてきた。選手を選ぶ判断材料としてもコンディションのところは一つ重要になると思っている」
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