アジアを熟知する槙野が“バージョン変化”の必要性を提言
ゲキサカ / 2019年1月10日 1時19分
[1.9 アジア杯F組第1節 日本3-2トルクメニスタン アブダビ]
大会初戦の勝ち点3奪取を評価しながらも、結果オーライとしてはいけないという思いが口を突いた。DF吉田麻也とセンターバックでコンビを組んだ日本代表DF槙野智章(浦和)は「前半は自分たちらしく真ん中でのコンビネーションやワンタッチ、ツータッチでのボールの動かしをしたが、そこが相手にとっては狙い目だった」と分析した。
槙野が言うとおり、キリンチャレンジカップであれほど躍動していた攻撃陣が、国内を出たとたんにミスを頻発し、ボールを失い、いとも簡単にカウンター攻撃を食らった。守備陣はコンディションにバラつきがあり、足がついていかないという場面もあった。前半のデュエルの勝率は低く、奪われてからの切り替えもスロー。ハーフタイムには森保一監督が選手たちにカツを入れるほどだった。
「このUAEの暑さ、環境の難しさを考えると、サイドからのボールやクロスなど、もう少し割り切ってやることも必要だったのではないかと思いながらやった。守備陣がボールを持っているときのリスクマネジメントをもう少し徹底しないといけない」。アジアカップは初めての槙野だが、所属する浦和でAFCチャンピオンズリーグを制するなど踏んでいる場数は多く、ピッチや気象条件、審判などアジア特有の戦いの難しさは熟知している。
「引いて守る相手に対しての工夫をもう少しやらないといけないし、今日の暑さは想定内だったけど、この環境でやる中での戦い方を持っていないといけない。後ろのボールの動かしも前の選手の攻撃も、今までのやり方ともう少しバージョンを変えることも必要かなと思う」。目指すはアジアの頂点のみ。槙野は賢さを見せながら確実にターゲットに向かおうとしている。
(取材・文 矢内由美子)
●アジアカップ2019特設ページ
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