それでも遠藤が信じるのは「縦を突くのが日本の生命線」
ゲキサカ / 2019年1月10日 21時21分
トルクメニスタン戦から一夜明け、初戦はベンチから戦況を見守った日本代表MF遠藤航(シントトロイデン)は第2戦のオマーン戦に向けて意欲的に汗を流した。強い日差しを浴びながらの約1時間半の練習にはスプリントを意識したシュートメニューもあり、相応の負荷があった様子だ。
「体調? 大丈夫です。今日は普通にきつかったっす」。年末年始に39度の熱が出たため、UAE入りは他の選手より遅い5日だったが、もう問題がないことを笑顔でアピールした。
ベンチやアップエリアで見ていたトルクメニスタン戦は、攻撃陣が中でのコンビネーションプレーに固執してしまったこともあり、前半はうまくいかなかった。
「前半は相手もフレッシュで、中を固めて最後粘り強く守るという戦いをしていたので、縦に突っ込んで失ってカウンター攻撃を受ける場面があった。(堂安)律や(原口)元気くんがサイドに張ってそこから仕掛けていけばいいんじゃないという話をみんなしていた」
ハーフタイムにはロッカールームで隣り合っているMF柴崎岳に意見を伝授。堂安や原口にも他のサブメンバーから同じ意見が伝えられ、日本は後半に大幅な修正を見せて逆転勝ちに成功した。
ただ、初戦では相手が3バックだったことで幅を取った攻撃がより効果的だったが、これからも同じように続けるべきかというと、遠藤の考えはそうではない。
「まず縦を突くのが自分たちの生命線だと思う。最初から横、横になってしまうとゴールに向かっていくプレーが少なくなってしまう。まずは縦にチャレンジして、うまくいかなくなったときに幅を使えばいいと思う」
初戦はコンディションが不十分だったこともあり、所属チームの同僚であるDF冨安健洋にボランチの先発を譲ったが、オマーン戦はもちろん自分がそこに立とうとの気持ちが強い。「まずはグループリーグで先に2勝することが大事。オマーン戦はグループリーグを突破する上で一番大事なゲームになると思う」。しっかりと前を見据えた。
(取材・文 矢内由美子)
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