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創部5年目の星槎国際湘南、初の決勝で初優勝!6年ぶりの頂点狙った常盤木学園はインハイとの2冠ならず

ゲキサカ / 2019年1月13日 19時33分

 これまでも世代別代表候補の選手を擁するなどチーム力はあった。それでも勝てなかった選手権という経験が、ここ一番での気持ちの強さにつながったかもしれない。渋谷キャプテンも「この大会が始まるまでいいイメージが持てなかった。この大会で成長した」という。特に初戦の大商学園(関西1/大阪)に4-1で勝ち、「初戦の入り方がよかった」ことでその後、成長曲線を描きながら決勝まで戦い切った形となった。

 一方で、登録メンバー30人中15名がOSAレイアFC出身。これは2012年から星槎グループの学校施設を活動拠点として始まった総合型スポーツクラブの女子サッカーチームの名称だ。星槎国際湘南もこのクラブのピースとして、卒業生たちがプレーするトップチームに選手が練習参加するなどし、プレースピードの速い環境の中で実力を磨いてきた日々が今日の結果に結びついたことも確かだろう。

 一方、インターハイとの2冠、そして6年ぶりの頂点を狙った常盤木学園にとっては悲しい結果になってしまった。守護神にして主将の今井は涙。「夏(インターハイ)より冬(選手権)の方が“最後”であるぶん思いが強くなる。簡単に優勝できないということを痛感させられました」。後輩たちに対して残した「サッカーは強いチームだけが勝つわけじゃない。何が起こるかわからない。強いチームでありながら勝ち切るチームになってほしい」という言葉は今後の財産になっていくだろう。

 最後に悔しさを味わったが、インターハイ優勝、選手権は準優勝。この結果は、名門・常盤木学園の歴史を彩る立派な功績であることは間違いない。

(取材・文/伊藤亮)●【特設】高校選手権2018

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