欧州で輝く“持ち味”発揮も…決定機逸を悔いた南野「よりシビアになる」
ゲキサカ / 2019年1月14日 7時56分
[1.13 アジア杯F組第2節 日本1-0オマーン アブダビ]
何度も放った決定的なシュートは、ことごとく最後の砦に阻まれた。日本代表FW南野拓実(ザルツブルク)はグループリーグ第2節のオマーン戦、持ち味のポジショニングセンスを生かしてゴール前での決定機を連発。だが、ノーゴールのまま試合を終え、「ゴールにつなげたかった」と悔しそうに振り返った。
味方のカウンターにいち早く反応するオフザボール、寄せて来る相手を跳ね返すフィジカル、相手の逆を突いてピタリと収めるトラップ、鋭く振り抜くインパクト——。欧州の舞台でも通用している持ち味は前半から遺憾なく発揮した。だが、得点だけが足りず。チームは勝ち点3を挙げたものの、「改善しないといけない」ときっぱりと語った。
それは「よりシビアになる」(南野)であろう、決勝トーナメントを意識しての心構えだ。この日の前半は少なくとも3度の決定機が訪れたが、強い相手になればそうはいかない。「勝てたことは良かったけど、チームがもっと楽になる展開にできていた悔しさはあるし、こだわらないといけない」とさらなる高みを目指す。
森保ジャパンの発足以降、6試合先発(7試合出場)は単独トップ。「ポジショニングだったり、カウンターでの動き出し自分の武器。特長として出していきたいと思っている」という確固たる持ち味を活かし、森保一監督が構築するスタイルを体現する存在となりつつある。だからこそ、結果にこだわっていく構えだ。
この日はFW大迫勇也が負傷欠場し、1トップに入るFW北川航也、FW武藤嘉紀との連携も経験。「大黒柱がいなくて勝てたのは(チームにとって)自信になる。自分が決められなかっただけで、攻撃の形が見えた部分は大きかった。あと1試合、良い形で戦って決勝トーナメントに行ければ」。フィニッシュの課題を胸に刻み、次なるステージでの飛躍を誓った。
(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
今大会で見せつけた“鬼の球際”も…大畑歩夢「浦和でスタメンで出続けないとパリも見えない」
ゲキサカ / 2024年5月4日 9時26分
-
[MOM4676]新潟U-18FW石山未来(2年)_初スタメンで決勝点!日々の取り組みが結果に結実
ゲキサカ / 2024年4月30日 7時57分
-
[関西U-16 ~Groeien~]関西大北陽は敗戦の中で持ち味も発揮。選手宣誓のMF上柿壮生主将「チームを勝たせられる存在に」
ゲキサカ / 2024年4月27日 23時43分
-
U-23日本代表が決勝トーナメント進出! UAE撃破で連勝、第3節・韓国戦を前にGL突破が決定
ゲキサカ / 2024年4月20日 2時37分
-
日本vs北朝鮮 試合記録
ゲキサカ / 2024年4月11日 11時48分
ランキング
-
1中日・高橋宏斗 完封目前で自らの守乱に猛反省「ヘボすぎ」「プロ野球選手じゃない」
スポニチアネックス / 2024年5月5日 21時54分
-
2大谷連発10号、衝撃141mはドジャースタジアム歴代3位! 遂に昨季上回る年間45発ペース、4-4大暴れで勝利貢献
THE ANSWER / 2024年5月6日 7時23分
-
3リーグワン7位のトヨタが10選手の退団を発表…SOバレット、SH福田健太ら主力も ヘリングHCも今季限りで退く
スポーツ報知 / 2024年5月6日 0時25分
-
4記録ずくめの大谷翔平 打撃9部門でメジャートップ 10号は95年ぶり快挙&ド軍本拠3番目の飛距離
スポニチアネックス / 2024年5月6日 9時33分
-
5山中慎介氏「東京ドームがさらに2人を熱くする」 尚弥VSネリを展望「終盤までいかない」
スポニチアネックス / 2024年5月5日 22時56分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください