ブラインドサッカーのクラブ王者を決める「KPMGカップ」の出場8チーム紹介
ゲキサカ / 2019年1月17日 16時43分
来月9日に開幕する「KPMGカップ ブラインドサッカークラブチーム選手権」の出場8チームが17日、決まった。8チームの横顔を紹介する。
◆コルジャ仙台ブラインドサッカークラブ(北日本1位/拠点 仙台市)
初出場。2012年にチーム結成。日本選手権は第17回(2018)で第4位の成績をおさめた。「Coruja/コルジャ」とは、ポルトガル語で「梟/フクロウ」のことで、暗闇の中でも高度な感覚を研ぎ澄ませ自由に飛び回り、森の賢者、知恵の象徴という一面ももっている事からチーム名になった。GK佐々木智昭、FP鈴木里佳は日本代表強化指定選手。
◆たまハッサーズ(東日本1位/拠点 八王子市など)
前回第4位。日本選手権も第11回(2012年)、第16回(2017年)で優勝、第17回(2018)で準優勝。今年の東日本リーグ得点王にもなったFP黒田智成や代表の攻守の要として成長著しいFP田中章仁、代表常連の日向賢にGK佐藤大介、さらに女子の齋藤舞香など、日本代表強化指定選手を多く擁する。ブラインドサッカーの可能性を追求し続ける創造力がチームの特色。
◆free bird mejirodai(東日本2位/拠点 文京区)
チームが発足して最初に出た公式戦が2017年のこの大会の予選で、2回戦敗退に終わった。日本選手権は第17回(2018)で決勝トーナメントに進んだが、強豪・Avanzareつくば相手に敗退した。筑波大学附属視覚特別支援学校に在学する中学生、高校生を中心としたチーム。21歳のFP丹羽海斗や15歳のFP園部優月が今年度の日本代表強化指定に選ばれ、将来を有望視されている。チーム名は「自由にピッチを駆ける選手たち」をイメージして命名された。
◆Avanzareつくば(東日本3位/拠点 つくば市)
前回王者。日本選手権優勝は最多の9回。前回第17回大会で優勝した。男子主将の川村怜や、女子の工藤綾乃は日本代表強化指定選手。視覚に障がいがある学生が学ぶ筑波技術大学の在学生、卒業生が主なメンバー。チーム名はイタリア語で「前進する」の意。
◆山梨キッカーズ(中日本1位/拠点 甲府市)
前回は順位決定トーナメント敗退。地域に根差した活動を続けて11年目を迎えた。地域リーグの1節を地元で運営している。昨シーズンより発足した中日本リーグの初代王者で今シーズンも優勝し、2連覇。チームのリーグ戦全得点9点をたたき出した倉永ひろしの得点力を武器に、2シーズンとも無敗で優勝を決めた。
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