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スピードスターが初のJ1の舞台へ…札幌FW岩崎悠人「ガンガン仕掛ける」

ゲキサカ / 2019年1月19日 19時0分

――どういう部分で苦しさを感じていましたのでしょう。
「ケガをした影響もありましたが、チームの決まり事がある中で自分らしいプレーができず、どうしたらいいか分からない状況が続いていた時期は苦しかった。何ていうんですかね…。自分はファン・サポーターの方に期待されているけど、自分のプレーで返せないというか。でも、どん底の状態のときにアジア大会(18年9月)があって、森保(一)監督に『自分の良さを出して自由にやっていい』と言われ、そこですごい吹っ切れた部分はありました(全7試合出場、チーム最多の4得点を記録)」

――苦しい時期もありましたが、京都で得られたものも多かったと思います。
「苦しい時期を過ごす経験ができたのも良かったと思っているし、僕が今後サッカー選手として生きていくためには、めちゃくちゃ必要だった2年間だったと感じています。トゥーさんを含めた先輩方がいろいろなことを教えて下さって、いい勉強になったし、サッカー以外のところでも成長できました。本当に感謝しています」

――札幌は五輪代表と同じく3-4-2-1のシステムがベースになります。
「五輪代表とサッカーが似ている部分もあると思っているので、もしシャドーで出場機会を得られたら、そのポジションの経験を積める良い環境だと思う。超攻撃的で面白いサッカーをしていると感じていたし、ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)の指導を受けられるのも楽しみですね」

――昨年1月に中国で行われたAFC U-23選手権の頃はシャドーの位置でのプレーに戸惑いもありましたが、1年を通してシャドーが自分のポジションになってきている手応えもあると思います。
「中国のときは全然ダメでしたね(笑)。シャドーのポジションの難しさに悩まされたけど、アジア大会のあたりから、どこにポジションを取れば良いのかが徐々に分かってきたので、そこは成長かなと思う。ただ、ドバイ遠征のときはミスが多かったし、低い位置にポジションをとってしまったことでうまくプレーできなかったので、シャドーは高い位置を取らないといけないと改めて感じています。札幌では常にシャドーのポジションでプレーできる環境があると思うので、勉強しながら成長につなげていきたいですね」

――プレーを支えるサッカースパイク「X(エックス)」の印象を教えて下さい。
「めちゃくちゃ履き心地が良いし、軽いところが好きです。僕は運動量が多いタイプのプレーヤーで、スピードも重要視しているので、軽さという部分は本当に大事になってきます。あと、足にフィットしてくれるのでターンもボールタッチもしやすく、僕のプレーに合っているスパイクですね。なかなか、ないんですよ、軽くてフィット感のあるスパイクって。だから、本当にありがたいなと思っています。あと、カラーがコンサドーレカラーなので、札幌の一員として早くピッチ上でプレーしたいですね」

――最後に19年の抱負をお願いします。
「特長であるスピードを生かしつつ、ゴールにガンガン仕掛けて、相手をいなすようなドリブルを見せていきたいし、勝利に導くようなゴールでチームに貢献していきたい。五輪代表の活動もすごく大事ですけど、まずはクラブが大事で、札幌でポジションを勝ち取って試合に絡むことを目標にやっていきたい。毎日、毎日、毎試合、毎試合、しっかりと良い準備をして全力でやることができれば、自然と五輪も見えてくると思うので、日々の努力を忘れずに精いっぱい頑張っていきます」

(取材・文 折戸岳彦)

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