堂安の飽くなき向上心「僕が勝たせたと胸を張って言える試合はない」
ゲキサカ / 2019年1月19日 21時49分
日増しに高まるコンディションを実感しながら、試合への飢えも高まっている。初戦のトルクメニスタン戦(○3-2)、第2戦のオマーン戦(○1-0)と先発した日本代表MF堂安律(フローニンゲン)はわずかにトラップが大きくなるなどボールタッチが乱れる場面もあった。それでも「焦りはない」と言い切るのは、日を重ねるごとにUAEの気候やピッチ、あるいは公式試合球にも適応できてきている手応えがあるからだ。
「良くなっている。1試合目より2試合目、2試合目より今日の練習のほうが良かった。スプリントのキレも良くなっている」。だからこそグループリーグの自分自身のパフォーマンスには納得していない。「グループリーグを振り返ってもっと貪欲に行きたいと思ったし、もったいないと思った」。DF長友佑都はその貪欲さと向上心を称えるが、本人は「まだまだですね。僕が(チームを)勝たせたと胸を張って言える試合は1試合もない」と、どこまでも強気だ。
先発10人を入れ替えた17日のウズベキスタン戦(○2-1)では出番がなかったが、ウォーミングアップ中も「監督が(自分を)見たらスプリントしました」と試合出場をアピール。「それしか考えていなかった」と、早く試合に出たいという気持ちしかなかったという。
ウズベキスタン戦ではボランチで先発したDF塩谷司が豪快なミドルシュートで決勝ゴールを決めたが、試合前に塩谷から「今日の試合でミドルシュートの打ち方を教えるから」と言われていたそうで、「試合後に『あのシュートなら俺でも決めますよ』と言いました」と冗談交じりに笑うと、「嘘です、嘘です。あれは無理です」と全力で否定していた。
(取材・文 西山紘平)
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