「マルセイユでも同じ」室屋の活躍喜ぶ酒井、強敵サウジ撃破へ意気込み
ゲキサカ / 2019年1月21日 0時43分
チームメートの活躍からも刺激を受け、運命の決勝トーナメントに挑んでいく構えだ。日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)はグループリーグ第3節で好プレーを見せたDF室屋成(FC東京)について、「同じポジションの選手が活躍することを喜べる気持ちは常に持っているので良い関係性だと思う」と語った。
グループリーグ初戦のトルクメニスタン戦(◯3-2)、第2節のオマーン戦(◯1-0)と2試合連続でフル出場し、アジアカップでも右サイドバックの定位置を確保している酒井。だが、大きく先発を入れ替えた第3戦のウズベキスタン戦(◯2-1)では室屋が先発入りを果たし、同点ゴールをアシストするなどの結果を残した。
酒井は20日、決勝トーナメント1回戦サウジアラビア戦の前日会見に出席。質疑応答で室屋との関係性を問われて「いい刺激になったのは間違いない」と振り返った。「強いチームには同じポジションに2人のいい選手がいるのは間違いないし、それはマルセイユでも同じ」。同僚の活躍を前向きに捉えているようだ。
自身にとって初めてのアジア杯、ここまでの3試合はいずれも1点差での辛勝だった。大会前から「厳しい試合が続く」と予言していた28歳は「勝つことでしか先に進めないので、そこを重要視したいし、チームとしての完成度も求めていかないといけない」と3連勝でのグループ突破にも油断はない。
対戦相手のサウジアラビアについては「アジアで大きなチームなのは皆さんもご存知だと思うし、日本の壁になってきた相手なのは間違いない」と警戒。しかし、大事なのは過去の結果ではない。「1回戦から大きなチームと当たるのをプラスに思うしかないし、負けられない立場」と果敢に挑もうとしている。
最終ラインにはDF冨安健洋、2列目にはMF堂安律と、若い選手との関係性にも注目が集まるが、「ピッチ内で年齢は関係ないし、若くして海外に出ている選手もすごく多い」と信頼は厚い。さらには「年齢が上の選手は、困難な状況になった時にこそ支えられるようにしたい」とサポートの意識も欠かさない。
「DFなのでとにかく最初に失点しないことを心がけたい。失点しなければ負けることはないし、攻撃陣を信頼している。相手より1点多ければ先に進めるので、そこだけを考えられれば」と目指すは勝利のみ。「戦術は喋れない部分も多いので明日の試合を見てもらえれば」とニヤリと笑い、強敵撃破に自信を示した。
(取材・文 竹内達也)
●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「前回以上に過酷な戦い」森保ジャパンPOなら準備に影響も、3大会連続で豪州&サウジと同組…W杯アジア最終予選
スポーツ報知 / 2024年6月28日 5時30分
-
サッカーW杯アジア最終予選、日本は豪州・サウジ・バーレーンと同組…9月から対戦
読売新聞 / 2024年6月27日 20時33分
-
町田・黒田監督がロッカールームで作り出す「悲劇感」 首位ターンの舞台裏「隙を作らせない」【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年6月26日 6時30分
-
ワールドカップ最終予選、相手が「すべて中東勢」の可能性も…長すぎる“移動時間対策”を考える必要が
日刊SPA! / 2024年6月20日 15時50分
-
「前半の方がやりやすかった」3バックに一定の手応えを語った冨安健洋、キャプテンマークは特別な感情話も「もう若くないな」
超ワールドサッカー / 2024年6月12日 6時45分
ランキング
-
1【陸上】飯沢千翔、いったんは失格も上訴を経て救済 日本選手権男子1500mで異例の計6人が救済措置
スポニチアネックス / 2024年6月27日 21時25分
-
2【絶好調の“6月男”】ドジャース・大谷翔平、高まる「日本人初の三冠王」の期待 “最大の壁”となるのは「1番DH」
NEWSポストセブン / 2024年6月28日 7時15分
-
3ヤクルト畠山コーチが突然の退団 原因は金銭トラブルか…水原一平事件では「畠山は大丈夫か?」との声が
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月27日 19時2分
-
4ロッテ佐々木朗希 日本では「虚弱体質」の烙印も…米球団むしろプラス評価でゾッコンの理由
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年6月28日 9時26分
-
5大谷翔平vs“530億円男”、絞られたMVP争い ベッツ離脱で米予測「有力候補に見える」
Full-Count / 2024年6月27日 20時11分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください