サウジ戦ではベンチから積極指示も…出番狙う乾「一番はチームが勝つこと」
ゲキサカ / 2019年1月22日 19時54分
今度ピッチに立つ時は自身の持ち味を発揮するつもりだ。日本代表MF乾貴士(ベティス)は17日のグループリーグ第3節ウズベキスタン戦で先発出場。約1か月ぶりの実戦とあり、ボールに足がつかない場面も見られたが、次回の出番に向けて「チームのためになるプレーをしたい」と意気込んでいる。
追加招集で合流したアジアカップでは、ここまで4試合を終えて1試合の出場。ロシアW杯のベスト16入りに大きく貢献した背番号10だが、その立場は決して恵まれたものではない。ただ、練習ではひときわ大きな声を張り上げ、試合ではピッチ脇から積極的に指示を出すなど、モチベーションを失っている様子はない。
唯一の出番となったウズベキスタン戦は、所属先で出場した12月13日のUEFAヨーロッパリーグ・デュドランジュ戦以来、1か月ぶりの実戦だった。「80分使ってもらったことを感謝したい。試合勘、実戦感覚は取り戻せた」という30歳は「次に使ってもらえたら結果で返したい」と前を見据える。
ウズベキスタン戦では、スペインで学んできた相手のパスコースを消すポジショニングで存在感を放っていたが、「守備で褒められるのはうれしいけど、攻撃の選手なので攻撃で違いを見いだしたい」と持ち味発揮に意欲。「得点が一番大事だけど、一番はチームが勝つことが大事」と勝利に貢献する構えだ。
決勝トーナメント1回戦サウジアラビア戦ではボール支配率23.7%と苦しみながらも勝利。ベンチから味方に指示も送っていた乾は「選手は我慢強く戦っているし、一発勝負でこういう勝ち方が出てきて、日本は成長している」と感じていたという。「自分もいい刺激を受けている」。内心には悔しさものぞかせつつ、ベトナム戦に照準を合わせている。
(取材・文 竹内達也)●アジアカップ2019特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
葛藤ある立場でも一体感支えたMF川崎颯太「悔しさを晴らすのはJリーグしかない」決勝から“中1.5日”次節強行出場へ
ゲキサカ / 2024年5月5日 4時0分
-
2年前ウズベク戦はコロナ罹患、テレビ越しの敗戦…鈴木海音「出たいという思いがすごく高まっている」
ゲキサカ / 2024年5月3日 6時2分
-
チーム一丸を強調する野澤大志ブランドン、谷口彰悟との再会で印象に残った言葉
ゲキサカ / 2024年4月22日 5時9分
-
遠藤航、アンカー定着に隠された“努力” 秘かに励んだ語学学習が生む同僚との呼吸【現地発コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月21日 18時20分
-
8年前の悪夢蘇った敗戦で見えた一筋の光 日本代表は“日韓戦”で逆境を跳ね返せるか【現地発】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月19日 19時30分
ランキング
-
1悪童ネリが井上尚弥に6回TKO完敗、立ち上がれず呆然 衝撃のダウン奪取も東京Dで無残に散る、“因縁”山中慎介氏の前で…
THE ANSWER / 2024年5月6日 21時25分
-
2ユーリ阿久井VS桑原 最終ラウンド開始時に異例の抱擁!ネット感動「抱擁から殴り合いは痺れた」
スポニチアネックス / 2024年5月6日 18時33分
-
3ネリ、一夜明け再起宣言「もっと強くなって帰って来る」 病院直行の完敗も「ここで終わりじゃない」当初は年内引退明言
THE ANSWER / 2024年5月7日 8時36分
-
4大谷翔平が週間MVPを受賞できたワケ ド軍監督が明かす変化「内角球をかなり見送る」
Full-Count / 2024年5月7日 8時46分
-
5井上尚弥、プロ初ダウンも「ダメージはさほど」 34年ぶり東京D興行は「噛み締めながら入場」【ネリ戦会見一問一答】
THE ANSWER / 2024年5月6日 22時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください